シェア
図書館日誌
2024年6月9日 21:15
新幹線駅のアナウンスが憎らしい。いっそバスに乗り遅れれば良かった。小窓に表示される唐津行きの電車が来るまでのカウントダウンがバカバカしい。明日博多には6時40分に到着する。早すぎる。バイトを休む必要はなかった。講堂のスピーカーは壊れてでもいたのだろうか。会場がザワつくなか、微かに始まりますという声が聞こえ、そぞろにオープンキャンパスは始まった。我が幼き従弟は叔母の膝の上で紙を破いて遊
2024年6月8日 21:20
ものを作る人を間近で見る。末恐ろしい。とてつもなく残酷な情景を潜める人。その冷ややかな世界に支配されようとしてしまう。私の暖かな故郷からは遠く離れてしまった。この不安感。なにか物語を作る人というのはそういった世界を忍ばせているものなのだろうか。きっと私もその残酷な世界を持っているからこそ、共振してしまっているのかもしれない。