プラチナ万年筆さんのシャーペンについて考える回
お久しぶりです。闇猫です。
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さて本日のテーマは、「プラチナ万年筆さんのシャーペンについて」です。
数ヶ月前にプロユース231が限定でリリースされたというのに、なんと241のリリース情報が出たのです。どうやら8月上旬ごろ発売のようです。
231の購入を今更検討していたところですが、この情報を見て購入を急ぐかと思っています。先日近くの書店に売っているのを見て欲しくなっちゃった。 …プロユースは171を4本(2本は限定のため未開封)持ってるだけなんですよね…。公式サイトにはいつも通りプレスリリース情報すらなく、これしか情報がわかりませんが、プラチナ社公認通販ページのPEN☆STAR には既に詳細情報含め載っていましたので、整理すると、
…(機能) 盛ったな!!!!!
商品パッケージなどいろいろ載っているので、まあ気になる人はそれぞれで商品ページを見てってね☆という感じですが、セーフティースライド機構とやらは、171でいうシュノークシステムのことでしょう。171で搭載って書いてあるし。
手元に231がないので、なんとも言えないですが、今のプラチナで考えられる最高のシャーペン作ったよ☆って感じで嫌いじゃないです。変わり者の231とは異なり、結構171の正統後継機ですね(171通常は既に限定に変更されている)。
あと問題は、プロユースシリーズの重たいキャップと長いクリップですが、画像を見た感じでは使いまわしっぽいので、今までのシリーズが苦手だった人にはしんどいかもですね。
あと、今回重さや長さの情報が出ていませんが、171の機構と重さ(23〜24g)を考えると、そこまで大きく変化しないと思います。逆に機構を増やした分、重さも増えるかもしれません。
ここまで、プロユース241の情報をつらつら並べたので、お忘れかもしれませんが、この記事はプラチナさんのシャーペンについて考えようというのがメインテーマです。
プラチナってシャーペン出してるんだ、という人もいると思います。Preppyやキュリダス、#3776センチュリーなど、万年筆の印象が強いですが、シャーペンや他のペンも出してます。ダイソーに結構卸しているので、ダイソーで見たことあるよ!という人もいると思います。
プラチナのシャーペンはざっくり分けると2シリーズに分けられます。
オ・レーヌシリーズとプロユースシリーズです。
オ・レーヌは名前から想像がつく方も多いと思いますが、折れないことに注目したシリーズです。ダイソーにも3種類ほどあります。
プロユースは、PRO-USEと書き、プロが使う製図用シャーペンという位置づけです。定価1500円以上するので、比較的高価です。
もちろん、この2シリーズ以外にもシャーペンはあります。しかし、公式サイトに乗っていないものが多いため正確な把握は難しいです。
プラチナ社のシャーペンの歴史をざっくり振り返ってみると、2009年に初めてオ・レーヌ機構搭載シャーペンを発売し、折れないシャーペンの先駆け的存在になりました。また、2017年頃には、それまで販売していたプロユースシリーズ(ツチノコと親しまれたプロユース1500を含む)をほぼ同時に終売、171に統一し、一部の愛好家たちが驚きました。2020年に171マットブラックを発売、2024年の初め頃にプロユースに初めてオ・レーヌを載せた231を発売し、そして夏に171と231の正統後継とも言える241を発売します。
近年は、クルトガ、デルガード、オレンズに始まった高機能シャーペン、そして、オレンズネロ、S30などの高価格シャーペンがアツいです。プラチナは、その中でも独自路線を貫いていましたが、ここで今まで以上に機能モリモリなヤツを出してきたのには、時代の風潮もあると思います。また、安価な数百円のシャーペンの上位互換を作る目的もあると思います。それでも、これからもプラチナ万年筆さんには、一風変わった面白いペンを作ってほしいなとプロユース171やPreppyを愛用する一人のユーザーとして思いました。231をデザインした鬼才の才能や異常なまでの良コスパの万年筆を作る技術と才能をちゃんと活かしてほしいですね。
あと、純正シャー芯を0.7と0.9にも作って♡