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子離れする心の準備

我が家の休日の過ごし方が変わってきた。
今までは家族で何をするか、を考えて家族みんなで出かけたり何かをしたりしていた。

最近はちょっと違う。長女は近所に住む友達と一緒に遊び、次女はご近所さんのおうちに遊びに行く(時々三女も)。私は本を読んだり、オンラインで友達と話したりして、夫は勉強したり仕事したり。

それぞれやりたい事を過ごすのも楽しいのだが、今迄家族で過ごしていたこともあり、自分の中で「家族で過ごしたい」「家族で過ごさねば」、そういう時間を作れないことにモヤモヤしてしまう。

そんなわけで、時間を見つけて「公園へ行こう」と次女と三女を自転車に乗せるも、長女は行かないという。
じゃあ、夕食は一緒に食べようと思って長女の好きなサラダを作ったが、ご近所さんのお家へ食べに行ってしまった。

9歳の長女と一緒に過ごせるのはあとどれくだいだろうか。彼女たちにとって家族は当たり前で、無くなることなんて思いもしないだろうが、いつか離れる日はやってくる。年齢が上がるにつれて、一緒にいたいのは友達・恋人になって、その人たちと過ごす時間が増えていく。

手が離れて良かったね。そんな風に言う人もいるだろうし、確かに手がかからなくなってきたことは喜ばしいと思う事もある。だけど、赤ちゃんの時は絶対に私(または夫)がいないと自分の事が出来なかったし、何をするにも一緒にすごしていた長女が私たちがいなくても、楽しみを見出し始めている事がとても寂しい。

親離れはとっくに始まっていたのだろう。私も少しずつ、現実を受け止めて彼女の独り立ちを応援できる母でありたいと思う。


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