Pretender歌詞考察

こんにちは!

やみこです。

今回はofficial髭男dismのPretenderについて歌詞考察していきます。

他の方の歌詞考察を見ていて違うんじゃないかなと思ったところをメインに書いていきますね。

1. 「君は綺麗だ」の意味

多くのブログで、「君は綺麗だ」という歌詞は
【確かなことは君が美人なことだけだ】と解釈され、藤原はクズだと表現されていますが、この解釈は直前の「確かなことがあるとするのならば」に引きずられすぎているのではないかと思います。

もちろん、最後の未練がましく歌うとても綺麗だ、は視覚的な要素を含んでいる気がしますが、
綺麗という言葉には、視覚的な美以外にも、いろいろな意味があると思います。

【魅力的だ】

という意味もあるでしょう。


作詞家は、直感的に、潜在まで不和のない単語を選びます。

そのため、”「君は綺麗だ」と言えるシチュエーション”をよく考える必要があるわけですね。

そうなると、


【君だけ綺麗で僕は綺麗になれない】
【僕は綺麗事は言えない】

あるいは

【君は何も悪くない】【君は変わる必要がない】

という解釈もできるわけですね。


2. 「永遠も約束もないけれど」の意味

これは最後にちょろっと言ってる歌詞です。

永遠や約束はやはり結婚ですね。

【結婚できないけど】

こんな意味になると思います。

普通に結構好きだったのではないでしょうか。

3. 「結局ただの観客だ」の意味

観客、だけではなく「ただの観客」と表現しているところから、虚しさが増幅されているフレーズです。

観客は劇に必要ではありますが、たとえなくても劇は劇ではあります。
しかし、「観客」でいるためには劇が必要なわけですね。

【相手に必要とされていなかった】






また、観客は役者を褒めますが、役者は観客を褒めません。

【対等な関係じゃなかった】
【相手からの思いやりがなかった】

このようなことが言えるのではないでしょうか。

そして、観客は沢山いますが、役者は人数が少ない。
観客が自分だとして、相手が1人役者だとすると、相手側から見れば大勢の中の1人ということになりますね。

【ライバルが多かった】
【カーストが違った】

カースト問題は顕著ですね。

「もっと違う設定で」「もっと違う価値観で」というところからもこの雰囲気が醸し出されていますね。


4. 「誰かが偉そうに語る恋愛の論理」の意味

恋愛の論理は基本的にダイレクト一本勝負、ワンステップのことが多いことから、「君とのラブストーリー」が複雑なステップのもとでこんがらがっている、カオスの状態を表しています。

好きだから付き合う、好きだから結婚する、というだけの単純なラブストーリーでないこと、また、これだけの複雑さを相談し、理解してくれる相手もいない空虚感が漂っています。

【一言では表せない複雑なラブストーリー】

このような意味になりますね。


終わりに

いかがだったでしょうか。

藤原を3Bのひとつ、バンドマンと捉えるとカス解釈になってしまいますが、大切に育てられたお坊ちゃんと考えると、その苦悩にこっちまでお腹痛くなってしまいますね。

昨日知ったのですが、ヒゲダン藤原はドラマー出身ピアニストボーカルらしいですね!

多彩だ、、

本記事も最後までご覧いただきありがとうございました!

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