ヤマハ音楽教室「幼児科」は最初の半年で勝負が決まる!
ヤマハ音楽教室「幼児科」は最初の半年で勝負が決まる!
ヤマハ音楽教室にご入会される方は、様々な期待をもってお越しになります。
保護者としてお子さんに
「音楽がもっと好きになってほしい」
「音感、リズム感を身に付けさせたい」
「生涯の趣味を持ってほしい」など・・・
中には
まずやってみて、もし続かなかったらやめても仕方ない、とお考えの保護者もいらっしゃるようです。
幼い我が子に、何が向いているかはわからないので、色々チャレンジして将来本人に取捨選択してほしい。
その考え方は正解です。
ただ、就学前のお子さんにとって、好きかそうでないかの判断をさせるには、いささか早すぎると感じます。また、向いている向いていないの判断って、いつもそばにいる保護者でさえかなり難しいことです。
それに、本心ではやめて欲しいと願っているわけではないでしょう。仮に途中で”暗雲”が立ち込めることがあっても、小雨ならそのまま決行したい!という親心が誰しもあるはずです。
さて、タイトルの
「幼児科は最初の半年が勝負!」
ここで申し上げたいのは
保護者から、特に最初の半年の”天気の移り変わり”が見えにくいことです。
レッスン開始直後はみんな晴天なのですが、その後の天気は、気づかないだけで日に日に刻々と変わっています。
ある親子は、その後も快晴続きなのですが、中には知らない間に雲行きが悪くなってきて、気が付いた時にはザザ降りでびしょ濡れになる親子が出てきます。
例えば
幼児科の初回レッスンで、「ド」の位置を習います。
でも、すでに「ド」の場所は知っている子も多いですし、習う内容自体は
さほど難しくないと感じる親子が多いようです。
それより保護者が気になるのは、
・先生の言うことが聞けるだろうか?
・落ち着いて椅子に座っていられるだろうか?
・他の子と仲良くできるだろうか?
・下の子がぐずらないだろうか?
・・・などなど、まるで入園、入学時に気になったことと同じだったりします。
音楽的について行けてるかどうかは、案外気にならないようです。
ではいつごろあたりに「雨が降りそう」と気づくかというと、左手や両手が出てきたときのようです。
・1回弾いただけでは弾けなくなった
・周りの子に遅れだした
こうなってはじめて焦ります。そして心に決めるのです。
「家に帰ったら、練習をさせなきゃ!」
実は、これが大きな落とし穴なのです。
子どもからすると、これまで時間を決めて練習する習慣がなかったのに、ビックリ仰天です。
・お母さん(お父さん)の形相が真剣(怖く)になったから。
・できるまでやらされるから。(終わりが見えないから)
という具合に、急に変貌するわけですから。
実は、この方法は間違いではありません。
つきっきりで集中的に練習をさせれば、どうにかこうにか弾けるようになるからです。
「ほら!練習したら弾けるでしょう?」
子どもは半泣きになりながらも、「出来た」という喜びが勝っているうちは大丈夫ですし、弾いた分だけ”演奏力”は、成長していきます。
ただし、これがいつまで続くかです。
〇がもらえると(もらえなくても)、必ず新曲がやってくるのです。そして、その度これが繰り返されます。
練習しない~弾けない~特訓~弾ける~新曲~難しい~練習嫌がる~弾けない~特訓~ これを暗黒のループと呼んでいます。
そして、子供ではなく”親”の息が切れた時点で、幼児科の半年勝負は残念な結果に終わります。
~音楽教室スタッフが、この時よく聞くセリフ~
👧子ども:「レッスンは楽しい。」(練習は嫌と言う意)
👩親:「ちっとも自分から練習しないんですよ。好きじゃなかったのかしら?。」
さて、ではどのようにすれば良かったのでしょうか?
原因は、お子さんが好きではなかった・・・ではありません。
「最初の半年間に、ヤマハ音楽教室を正しく理解し、正しく挑まなかったから」
であることが非常に多いのです。
次回は、「ヤマハ音楽教室を正しく理解しましょう。」です。
内容は、
1,近所だから??大手だから?ヤマハを選んだ理由は何ですか?
2,ヤマハ音楽教室とピアノ個人レッスンの違いとは?
3,あなたの夢を叶えるには?
是非、ご覧くださいね。
~続く