fioでIO性能を測ってみた (シーケンシャルリード)

fioで,IO性能(シーケンシャルリード性能)を測ってみました.
ブロックサイズとIO速度の関係を調査

fioの使い方はこちらをご覧ください.

Configuration

[job?]
size=1t
filename=/tmp/abc
filesize=16g
runtime=60
direct=0または1
bs=1から16m

書いてないですが,初期設定の rw=read シーケンシャルリードです.
DIRECT I/Oを使う場合,BSは512の倍数である必要があるので,
direct=1のときはbsは1kから16mです.
各ブロックサイズで5回計測

全設定ファイル

環境


CPU: Intel(R) Core(TM) i7-3770 CPU @ 3.40GHz, クロックレートは3.4GHzに固定
OS: Ubuntu 20.04.3 LTS, Linux 5.15.25
Mem: 16 GB
HDD: Hitachi Deskstar 7K1000.C
filesystem: Ext4

結果

IO throughput (MB/s)

↑ 1秒あたりの読み込みバイト数.
BSが大きい方が,高くなります.

IO throughput (10^3 IOPS)
IO throughput (10^3 IOPS)

↑ 1秒あたりの読み込み操作(operation)の回数

当然,1操作の大きさが大きいと,1操作の時間大きい方が増えます.

実験結果ファイル


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