演繹 と 帰納
演繹 と 帰納 をわかりやすく説明
〇 帰納
複数の、具体的な個別の事例から、一般的な法則やルールを導き出すの方法が帰納です。
方向は「具体的→抽象的」であり,汎化です.
例
以下の3件の具体的な個別の事例から、以下の一般的なルールを導き出すのが帰納
個別の事例
・自動車のトヨタカローラは空を飛べない
・自動車の日産マーチは空を飛べない
・自動車のホンダシビックは空を飛べない
↓
一般的なルール
全ての自動車は空を飛べない
新たに導き出されたルールは「常に正しい」とは言えないです。どこかに空を飛べる自動車があるかもしれません。
〇 演繹
広い一般的なルールから、狭い個別のルールを導き出すのが演繹です。
方向は「抽象的→具体的」であり,特化です.
例
以下の2件の広いルールや事実から、別の狭いルールを導き出すのが演繹
広いルール
・哺乳類は肺で呼吸をする
・人間は哺乳類である
↓
狭いルール
人間は肺で呼吸をする
前提となるルールが正しいければ、導きだされたルールは必ず正しいです。
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