アマチュア最強位決定戦③ B卓編(南場)
もっちー 71、齊藤 395、やんべ 260、藤田 274
悲観する点差ではないのだが、打ってる人間の体感は、腕はもちろん天運も齊藤さんにあり、である。早い立直打てる局面も多いしね。
ま、敗戦コメントで、応援くださった方々へのお礼をしっかり言おう…
南1
親のもっちー立直。藤田さん追っかけ。もっちーがつかみ8000。おかしな麻雀打ってるワケでもないのにつかまされ…同じ麻雀打ちとして痛いほどわかる悲しみである…🥲
南2
結果的には大きく局面が動いた、ワタシの立直ドラ3裏2。トップ目齊藤さんから直撃し、ワタシがトップに立つことになる。
なのだが…語ることあまりないっすね😅
たぶん、ワタシの手順はだいたいの方が同じになると思われる。齊藤さんに別の色の染め手が入ってしまったというのも、巡り合わせ。裏ドラが乗ったことに至っては、ワタシの腕は1㎜も関与していない。
…麻雀本当にこわく、そして楽しい競技です。
よっしゃーだけじゃなく、ありゃりゃ?みたいな、なんだか複雑な心境で親番を迎える。
南3
東 やんべ 380
南 藤田 364
西 もっちー ▲19
北 齊藤 275
と、トップ目で迎えた親番なのですが、実は考えてることあまりないんですよね😅藤田さんとの点差はないに等しく、齊藤さんだって余裕でチャンスある。粛々と、フツーに、和了に向かい、13巡目カン3立直。發を鳴いている藤田さんが高め満貫の聴牌を入れているなどつゆ知らず…😱
立直後にもっちーが
三四②③⑤⑥⑦234555 ツモ五 ドラ⑤
の形で聴牌。トップと389差で残り2局。満貫だと結局最終局厳しいか…もっちーは打2のダマを選択。④⑤⑧のツモで345三色に振り替わるが…聴牌直後(つまり立直を掛けていれば一発)のワタシの打牌が無情にも④。どこまでももっちーに厳しい展開が続く🥲(そして何も考えていないオジサンは命拾い😅)
終盤、条件が絡んでくると普段なら出ないであろう牌が出てくる。山になかった3が、前に出た齊藤さんから押し出された。立直の2000点。
南3-1
ハイ、本局、アホちゃうかと思われた方が多いであろうと思われる😓
3巡目 一三九九⑥⑥⑦3499南中 ツモ南 ドラ9
南は1切れ。
ドラが対子。見る人が見ればチャンス手。待望の役牌重なりとはいえ1切れ。1メンツもない。
ワタシはここから一を切った。次巡、ちゃーんと引いてくる二。「イターーイ!」古橋さんの声が響く。(あ、対局場ではもちろんわかりませんよ。)ある意味持ってるわー、オレ😅
梶やん「早い立直に対して、1牌でも、ってあったのかなぁ…」これが大正解。
この和了りたがりのオジサン、苦手な守備を考えるにあたりいくつか自分にルールを課している。その1つが、「1メンツもない手では安牌候補を1枚持つ」だ。
勝手にルール化しているのだが、強い人は柔軟に考えられるのだろう。他者の進行度合いを見ながら必要に応じて安牌を持つかどうか決める…ぐらいできるんだろうと思う。
ところがワタシにはそこまでの技量はない。また、ほっとくとすぐブクブクにしたがる和了りたがりだ。今までの経験、Mリーグなどを見て学んだトップ選手の手組み…こうした諸々を踏まえて作ったルールの1つがこれである。無論、今まで何百回も裏目ったし、何百回も助けられた。また、このルールを未来永劫続けるかどうかもわからない。ただ、現時点で適用しているルールどおりに打ったら裏目った、それだけの話である。よりによって今じゃなくても、とは思ったけど😂
なので、精神的ダメージは全くなかった。「解説で怒られてるかなぁ…コメント欄荒れてるかなぁ…」なんてのん気なことを考えていたぐらいである。
あと不幸中の幸いと言えば、これは放送を見返してわかったことだが、仮にカン二を捕らえていてもこの局ワタシに和了はなかった。南は出ないし、その前に藤田さんから立直だ。
力強い嶺上開花!ただし裏ドラは乗らず。
勝負は南4に持ち越しとなった。
南4
アマチュア最強位決定戦では、ご丁寧にオーラス前に黒木さんが条件を確認してくれる。ま、放送事故を防ぐための手段という意味もあるのだろう。
※未来の地方最強位の皆さんへ:
だからと言って黒木さんに頼り切りになるのはヤメましょう。仮に黒木さんが間違えていたとしても、自分が負けたのは黒木さんのせいだ、とは言えません。あくまでも自分の対局ですので、自己責任が大原則です。
さて点数状況。
東 藤田 419
南 もっちー ▲43
西 齊藤 241
北 やんべ 383
条件は…
藤田: ノーテン宣言できない
もっちー: ダブル役満
齊藤: ハネ満ツモ、倍満直撃、三倍満出和了
やんべ: 7-13ツモ、20直撃、39出和了
である。ワタシ個人の目線で言わせて頂ければ、非常に現実的な条件、むしろ藤田さんの方が苦しいまである状況だ。前局、裏ドラが乗らなかったことが結果論非常に大きかった。
配牌 一一三八九⑧2338東東北
…🤔…🤔…😓
最初のツモが北。自風が重なったが…親の藤田さんの第1打が北🥲。大介「当然とはいえ好手ですよね。」
さて…それでも北に頼った北混一色、北対々和、あとは4対子あるので七対子…あたりか。いやー、ぐるじい😵
4巡目、北が鳴けた。これで北混一色か北対々和。加槓のチャンスがないのが地味に痛い🥲
6巡目、3が暗刻る👍これで北対々和にGoだ!場に2切れの打九。
10巡目、トップ目親の藤田さんからツモ切り立直。これで次の局があるとか、いろいろ考えるべきことはあるのだが、ワタシの頭の中は北対々和でいっぱいである。
同巡に打ち出される東。ポン。
さて、北対々和にするには…
ん?ちょっと待て。
今藤田さんが立直って言ったよな。
これ、条件変わったよね。(東ポンしてから気づくバカ🙋)
点数表示を見ると、藤田さんとワタシの差は2600。和了った時点で藤田さんのリー棒1000点が入ってくる。つまり、1600点差を詰めればよい。最強戦では同点は起家に近い方(=ワタシ)が勝ちなので…(余談だが、このレアケース条件が頭に入っていて助かった。長年最強戦に参加してきたおかげである。)
ツモ・直撃は何でもOK。出和了1600。
に変わっている。
さて、何を切るか…
今の自分の手牌が 一一三12333 ポン北 ポン東 ドラ白 である。打一、打三、どちらにせよツモ直条件だ。
人間の認識は恐ろしい。さっきまでずーっと北対々和のことばかり考えていたので、「どこからでも出和了できる北対々和」への移行から頭が離れない。なので、打三。後々「よく三選べましたね」、人によっては「あの打三が決まった時点で今日の優勝を確信しました」などと言われる選択だが、何のことはない、それまでの思考に引きずられただけの結果である…😓
尚、東ポンから打三まで94秒。条件の確認、(あまりしてないけど)打牌の吟味のために長い時間を取ってしまった。あの有名なヒサトの128秒よりは短いのでいい…なんてことはない😑同卓者をはじめ、本当に関係者の皆さんに深くお詫び申し上げる🙇🙇
そして決着は、打三から27秒後に唐突に訪れる。
たまたま一番最初に一がいてくれた。それだけだ。
4着、東北最強位、もっちー。
まず、本稿を通しての話になるが、もっちー「さん」というのがどうにも座り悪く感じたので、ずっともっちーで通させて頂いた。ご本人をはじめ、不快に思われた方がいらっしゃればお詫び申し上げる。
麻雀やってれば絶対に直面する、ちゃんと打ってるのにどうにもこうにもつかむ半荘…それがAbema で来なくてもいいのに🥲、というのが正直な感想。打ち手が限られる中での東2-1の聴牌外し、南3の立直せず…見事にやるべきことを貫かれたと思う。大介さんはもっちーの4㎝をめっちゃ見たがってましたね😂
3着、大阪最強位、齊藤貴徳さん。
金太賢さんの元で働きながら競技麻雀を極めるためにわざわざ北海道から上京した熱血漢…と言いたいところだが普段の言動はめっちゃ落ち着いてる、誰からも愛される強豪。そのうち、通り名が「麻雀界の良心」に変わるのではなかろうか😂
最強戦が東風戦だったら齊藤さんの勝ちだった。強かったよ。ワタシへのドラ放銃、結果的には痛かったけど、勝負どころでアレを打てるのは、ワタシは強い証拠だと思う。
2着、中部最強位、藤田有記さん。
出演者やスタッフに静岡土産のお茶を配る、気配りの居酒屋経営者。あのお茶を見たとき、今日は負けたと思った😅(おいしく頂きました。ありがとうございます🙇)
掛川のよろず屋って…これかな?(違ってたら本当ーぅにごめんなさい🙏💦)
お近くの方、ぜひ足をお運びください。頼んだぞ、OKC😂。
守備をしっかり考えながら勝負どころと見たらしっかり押し返す麻雀、あなたは強かった。決してワタシの方が強いなんてことはない。たまたま一番最初に一がいた、それだけだ…
駄文ここまでお読みくださり本当にありがとうございます🙇
そんなこんなで、オジサンのボーナスステージ、延長戦に突入🤓
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