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2023/5/9 盆栽園へゆく

ベランダで小さな盆栽を2つ育てている。
一つはニレケヤキ、もう一つは旭山桜だ。

5年前、時々飲みに行っていたバーに小さな盆栽が置いてあり、そこから興味を持ったのがきっかけ。

盆栽は鉢がとても小さいので、枯らさぬよう水をやることがとても大切だ。
夏場などは、水やりを一日忘れただけで元気がなくなってしまう。
葉水といって、葉の裏表に霧吹きをしないとダニが発生し葉が落ちてしまうこともある。
毎日調子を見てあげる必要があり、動物と同じぐらい手がかかる。

そんな盆栽が今年も無事春を迎え、植替えのシーズンが来た。
お世話になっている園で、盆栽師の先生に手伝ってもらい植替えを済ませた。

植替えは2年に一度ペースのため、いつも手順を忘れてしまうから、今回はメモをしてみる。

1、固定されていた針金(底、幹周り)を切る

2、割箸を使って古い土から盆栽を離す

3、盆栽が抜けたら、根に着いた古い土を半分ほど取り、伸びすぎた根を切る(取りすぎ、切りすぎ注意)

4、植替え先の鉢の底の穴に被さるように、小さく切ったネットを敷く

5、底の穴から針金を通す(穴が2つの場合は4本)

6、赤玉土を半分ほど入れる(土の種類は水はけに合わせて調整)

7、盆栽のポジションを決める

8、植えたい位置が決まったら、盆栽が動かぬよう、鉢のフチと盆栽を左手で固定しつつ、割箸で赤玉土を押し込んでゆく
(盆栽がぐらぐらしなくなるまで突くが、突きすぎ注意)

9、ちょうど良い量まで赤玉土(場合によっては表面は細かい土)を入れたら、底から通していた針金で盆栽をぐるりと囲み、土の上で縛りあげる(ペンチ使用)

10、しっかり固定できたら、充分に水をやる(底から赤茶色の水が出てこなくなるのが目安)

11、水はけを考慮して、ふつうの苔or水苔を貼って完了

12、通常、肥料は春と秋に置くが、植替え後10日間は置かないこと

以上

先生に剪定もしてもらい、雰囲気も変わった2つの樹。
大事にお世話して行きたい。

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