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あなたが主役の写真展名古屋に行ってきました。

今年は名古屋会場があったので、名古屋会場に応募して、見てきました。
自分で撮って応募した作品なのに、なかなか見つけれず。しかも応募部門も応募方法も覚え間違えてました。


何も分からなくても感じる物があるのかな?

夫と二人で行ったのですが、夫は全く写真に興味なし。観光地に行けば一応記念に数枚撮る程度。キルシェが来てからは頻繁に撮ってますが、スマホです。カメラで撮影するという方向にはいかないようです。愛犬が可愛いから撮影する。シンプルな理由です。

飾られてる写真を見て、ペット写真を見ながらふと夫が

「専用台紙で応募してる人の方が・・・なんというか本気というか、写真が好きですみたいな人が多いね」

みたいなニュアンスをぽつり。WEB応募に比べて台紙応募(プリントアウトで送付)は写真そのものが大きいからそう感じるのでは?なんて思ったけど、よく考えたら、わざわざプリントアウトして台紙で応募とかってまあ、意欲的な人でないとやらないですわね。

会場で惹かれた写真

鳥の写真や航空機などの写真もすごいなあと思ったり、山の写真(登山が好きだった)などにも惹かれつつ、一番惹かれた写真は小学生が撮った写真でした。

まさかのセルフポートレイト!!

自分以外を撮るのが前提の私には驚きです。キメキメの顔では無く、ナチュラルな表情。自分を素材として撮ってみようとは思ったことが無く、あまり自分だけの写真は撮りたいと思わない。そして、あんな自然な表情はおそらくできないだろうと思いました。

どこにでもいそうな少年。ど真ん中で撮影してるその写真はなぜだか心惹かれました。

ど真ん中真っ向勝負

小学校で応募しているようでした。自筆でタイトルと自分の名前が書かれています。The・小学生という文字も良い。ギリギリ読めるか読めないか・・・文字のバランスがアンバランスで途中で2行目に行ってしまうのが小学生らしくて良い。フォントでは表現できない味があります。

その近くには奨励賞などの作品が並んでいて、なんだろう、全然感じが違う。でも私はそのセルフポートレイトの写真に心奪われてるのです。

小学校名と自分の名前を載せて、セルフポートレイトで出すその潔さ。
そこまで考えて無いのかもしれないけど「僕です」という事をあんなに堂々と表現するのは私にはできない。

絆ポストでメッセージ

名古屋会場は3Fが一般出展者、2Fがカメラの体験コーナーや、心に響いた100選などの特集コーナーとなっていました。

会場で見た写真に対してにメッセージを書いて送ることができるのです。
メッセージカードを渡されたのは帰ろうとしてた時。どうしようか・・・と思ったものの、3Fに戻って少年の写真に対してメッセージを書きました。
自分の作品も本名で出してないのに、その小学生の彼の潔さに感化され、メッセージの名前は本名にしました。

来年は本名で真っ向勝負で写真を出してみようかな?と思わせてくれる日でした。雨が降った後だったこともあり、この夏で一番蒸し暑かったのですが、行って良かったと思いました。


彼の作品は PHOTO IS 小学生の目  作品応募の中にあります。ぜひ見てください。
ちなみに私の作品は、「笑顔になる瞬間(’とき)」部門です。


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