カメラがデジタル化になる前・・・・・
30代の頃のはなし
10年近く勤めていたスタジオ勤務時代、横浜のスタジオに引き抜かれた。
数年勤めてフリーランスになった。
先のことは考えてなくて、子供も生まれたばかり。
フィルム全盛であった時代、都内のラボでネガ修整の下請けがいないと回らないこともあって、その修整を引き受けて、サクラ系(後のコニカ)、コダック系、フジフィルム系のラボから集めたネガの修正をしていました。
スタジオ勤務時代先輩から教わり勤務時代から少しずつアルバイトさせていただいてました。
当日年間20000枚の修整をしてました。
ラボの営業さんは処理能力は都内で真似のできる人はいないとまで言われた処理能力でした。
どうしてそれだけの処理能力だったかというと、撮影が上手だと処理が早いんです。
下手な撮影だと時間がかかる。
下手でもどこをどのようなところはわかっているので、それほど手間はかかりません。
上手い下手はライティング技術の上手い下手でもあります。