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高齢者施設の現実、コロナ禍で繰り返される悲劇 20221010

weekly newsletter 056/20221010
(写真)地域をまわり皆さまのお声をお聞きしています。 隣りは、森田学県政担当(戸塚区)。


クラスターと闘う高齢者施設

 高齢者介護施設事業者の方々のお話を伺いました。コロナ感染第7波は、感染力が強く感染のスピードが極めて速い。感染者がひとり見つかると一気に感染が広がり、クラスターとなってしまう。重症化しにくいとはいえ、高齢者にとっては死に至る危険性が高いのは、これまでのコロナと変わらない。結果、各地の施設でクラスターが発生して、多くの方がお亡くなりになりました。第7波の死者数の増大につながったといえます。

 高齢者施設では、利用者とともに介護スタッフにも感染が広がり、施設の運用に支障をきたすことも大きな問題になりました。

 感染者が見つかったらすぐに施設から出て入院できるようにすれば、他の利用者を守ることができたはずです。実際に、入院できたのは、重症化のリスクが顕著な方といったごく限られたケースのみ、それも数日間の待機が必要となるなど、施設の負担は極めて高い状況が続きました。

 高齢者施設は、看護師さんが常駐する施設ばかりではありません。また、医師の巡回なども限られており、入居者の医療へのアクセスは厳しい状況が発生しています。介護職の皆さんが医療的な対応の必要な感染者を背負わされてしまう状況になっています。

神奈川県の必死の対応

 神奈川県の医療危機対策本部に確認したところ、高齢者施設への医療支援を展開しているとのこと。「検体採取チーム」による早期検査・早期治療介入、各施設の協力医療機関の状況等を網羅した情報基盤の整備、「高齢者施設等クラスター対策往診医療機関」の設定と拡充、ウイルス特性の変化に対応した感染管理指針の改訂と展開、高齢者コロナ短期入所施設の設置に取り組んでいるとのこと。

 高齢者コロナ短期入所施設では、入院に準ずる隔離対応が可能となりますが、設置ベッド数は30床と極めて小規模、今後の拡充を要請しました。

国は現場がまったく見えていない

 岸田総理はコロナ感染について、3日の所信表明演説で「3年ぶりに、緊急事態宣言等の行動制限を行わずに、今年の夏を乗り切れた」と表現しました。多くの方が医療への充分なアクセスが叶わず命を落としている実態、現場任せのコロナ対応が多くの困難を招いていることを総理は認識しているのか。秋から冬の第8波に備えて、国の具体的な対応が問われています。国会で声を上げます。


柏尾川清掃活動

地域の方々と①:柏尾川清掃活動

美しい川辺を守るのは市民の皆さんの日頃の活動

 柏尾川ファンクラブ美化活動に参加しました。1時間強、台風後の柏尾川河川敷を歩きゴミを拾いました。ゴミ袋いっぱいにはなりましたが、予想したほど汚れていないように感じられました。毎週市民の皆さんが清掃活動を続けているたまものと思います。もう一息、ポイ捨てがなくなればと思います。

 河川敷の雑草ですが、春先に刈り込んでいるために夏場の成長期を経て生い茂ってしまいます。刈り込みをいつ実施するかも重要です。


とつか美術会公募展にて作品を前に一枚

地域の方々と②:とつか美術会公募展

第17回公募展写真の部に参加しました

 今年も力作が並ぶ「とつか美術会公募展」写真の部に参加しました。大船フラワーセンターで撮影した睡蓮の3部作を出展いたしました。まだまだ未熟ですが、現時点の到達点といえるかと思います。

 絵画から写真まで素晴らしい作品揃いで触発されます。昨年に続いて2回目の参加になりますが、来年に向けてさらに腕を上げたいと思います。地域の何気ない風景を切り取って作品にする。写真の醍醐味です。


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