ほほえみのマンゴー
20代の頃から東南アジアが好きで短期の休みを取ってはウロウロしていた。
そんな私もコロナ禍が来てから早5年。日本から出ていない。いや、むしろ関東圏から出ていない。
医療関係で仕事していると、体の健康は心の健康あってこそだと強く実感することが多い。副業でヨガ講師をしているが、やはり体の悩みより心の悩みの相談を多く受ける。
心身一如とはよく言ったものだ。
私が東南アジアで好きなものは、フルーツだ。
とりわけタイのマンゴーは最高に美味しいと思う。チャチューンサオというバンコク隣のマンゴーの産地、ミネラル豊富な土壌と惜しみなく降り注ぐ日差し。そこのナムドックマイというマンゴーはタイでも最高級とされる代物だ。
酸味や繊維質が少なく、とろける様な舌触りと芳醇な甘味。
口にした瞬間、思わずほほえみが溢れてしまう。
私はそれを「ほほえみのマンゴー」と呼んでいる。
そして、私はそれを日本の食卓やレストランに運ぶ事業を始めることにした。もっと日本にほほえみを増やしたい。
輸入事業は初めてだし、ましてや食品である。検疫や通関などわからないことばかりだ。でも、届けたい。だから1から頑張ります。
輸入できた暁には、どうか食べてみてほしい。その一口で一つでもほほ笑みを増やせたら、幸せです。