Stand by meアドリブ方法
コード進行は(ジョンレノンの曲の場合KeyはA)
の8小節です。この曲はこのコード進行がずっと繰り返される非常にシンプルな曲なので、セッションにも多く登場します。
コード進行はダイアトニックコードのみで構成されますので、アドリブはメジャースケールのみで行うことができます。
また、メジャースケールから2音抜いたメジャーペンタとニックスケールも雰囲気が合うのでよく使います。
ギターやベースのペンタトニックの場合は下記の運指も弾きやすいです。
方法その1 〜 メジャースケールを使用したアドリブ
コードのアヴォイド・ノート(AN)に気をつけます。アヴォイド・ノートとはそのコード上でコードの本来持っている機能を壊すため目立って入れてはいけない音のことです(目立たない入れ方はOK)
AN 一覧
A、F#- → レ
D → #ソ
E7 → ラ
NGな入れ方例
ANが目立ってしまうと、その小節でコードが狙ったのと違う機能を持ってしまいます。つまり違うコードに変化してしまうみたいな感じです。
Aコード+レでAsus4(本来はトニックなのにサブドミナント化)
Dコード+#ソでD #11 (サブドミナントなのにドミナント化)
E7+ラでEsus4(ドミナントなのにサブドミナント化)
コードの機能は曲中の和声の流れの起伏を作る重要な根幹なので、壊さないことが大事です(シャウトフレーズなど分かっててあえて壊すことはOK)。
そのほかの音はコードを構成している音ではない音を目立つ感じで使っても構いません。
例えば、コードAでシの音は目立たせるとAがAadd9化したみたいに響くのでオシャレ感が増すかもしれません。また、コードDで同じくシの音はDadd13になります。悪くない響きです。
方法その2 〜 ペンタトニックスケールでのアドリブ
ペンタトニックもコードに対してのアボイドに気をつける必要があり、E7でラは目立たせない方が良いです。そのほかは自由に使いましょう。
ただ、ブルーノートにあたるドの音は入れたほうが絶対カッコよくなります。
また、ペンタトニックはメジャーだけでなく、ブルースペンタトニックも使用するとカッコよくなります。
Aブルースペンタトニックはザックリ紹介すると下記の音使いです。
なお、ANはメジャーペンタと同じです。
以上を踏まえたアドリブサンプルは下記の通りです
ギターその他
ベース
練習用カラオケ必要な方は下記でどうぞ
おまけコーナー 〜シンプルアドリブ法〜
最後に・・・
BBキングならもっとシンプルなフレーズでアドリブを取るはずです。そこで彼ならこう取るだろうと言う予測のフレーズを作ってみました。
ビブラートをたっぷり効かして弾きましょう〜
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