転勤族による転勤族談義3
ぶっちゃけた話、独身時代の私は「転勤族=高給取り」などというイメージがありました。そんな人と結婚したら、きっと夢の様な生活が送れるのだろうそう思って居ました。アホですよね、今思えば。
こういうのも何ですが、有る程度の規模の企業にはほとんど転勤というオプションが最初から付いています。それなりの収入を得て、安定した企業で働きたいと思った時、転勤から逃れられない、そんなイメージが私にはあります。
ところが、転勤族といっても様々でして。
かれこれ10年程前に、転勤族の妻の為のコミュニティーなるものがありまして。その中で、大々的にアンケートを取った為、大きな幅がある事をしりました。今回は、それについてお話してみたいと思います。
飽くまでも、私調べなので事実と異なる事も有ると念頭に置いて読んでくださいね。
転勤族は、まず転勤範囲で違いが出ます。
① 地元企業で、その支店内での転勤。
要するに、県内または、隣県含む移動範囲が少ない転勤。
転居せず、自宅から少し遠くても通う方が多いみたいです。
地方公務員(市職・県職)もここですね。
② ブロック転勤。全国区の企業であっても、幹部にならなければ
全国異動はさせず。入社した場所を含むブロックで一生異動する。
例えば、北海道エリア、東北・北関東エリア、関東エリア、
中部甲信越エリア、近畿エリア、中国・四国エリア、九州沖縄エリア。
こんな感じで、多くても4県くらいの中でグルグル転勤している。
正直言うと、このタイプの転勤族さんが一番多い様に思います。
③ 容赦無く、離島含む全国区での転勤。
金融機関や、保険関係、国家公務員が多い様です。
※自衛隊さんは、幹部は全国。その他は、余り転勤は無いそうです。
④ 全世界またにかけて、転勤。
私の知り合いでは、ホンダや丸紅関係だったかな?が
いらっしゃった様な記憶があります。本当にごく少数です。
皆さん、何となく転勤族の移動範囲に対するイメージが付いたでしょうか。
これプラス、異動スパン(異動~異動までの期間)で大きく差が出ます。
① 非常に珍しいのですが、1年~数ヶ月で異動が有る職種。
日本専売公社(一部の部署)や、海保の幹部が私の知っている範囲です。
某国家公務員も、幹部になるとこのくらいのスパンがあるという噂も。
② 2~3年の異動。比較的多いカテゴリーです。
国家公務員とか、上場企業でもこのスパンが多い様に感じました。
③ 意外と聞かない4~7年くらいの転勤スパンの方。
多分、かなりいらっしゃるのでしょうけれど。
私の知り合いにはほぼゼロです。転勤族の妻グループでも少数でした。
④ 8~10年の転勤族さん、これがとても多い気がします。
比較的全国転勤の大企業さんに多いイメージです。
一箇所長いですし、落ちついて生活が出来。尚かつ家持ちも多く。
一軒家を建てても、転勤になったら会社が社宅として借り上げてくれて
同じ会社の社員が住む。そんな方が比較的多かったカテゴリーです。
⑤ 忘れた頃に転勤になる。一生勤めて1~2回くらいあるかないか。
でも転勤はあるらしいよ。という少数派もいます。
これで、赴任費用がどれだけ出るのか。
どこまで、自分で引越の手配が必要なのか。
新居を探すのは、どうやってやるの?
子供の転勤は?
等々、本当に謎が多いのでは無いでしょうか。
また、追々書いていきたいと思います。
あ、持ち家の話もですね。
こうやって書いていると、転勤族って意外と特殊だなと思うのでした。
ここまで、お読みいただきありがとうございます。
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