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転勤族による転勤族談義4

皆さん、引越についてぼんやりとしたイメージはあると思います。
トラックが来て、引越屋さんがワーッと段ボールや家具を積み込んで。
「そんじゃ、新居でまた!」と走って、新居で「どうもー、引越屋です」
って荷物入れて終了でしょ。

そうです、その通りなんですが。
その裏に悲喜交々が隠されています。

引越業者は誰が手配するの?
まずはそこからですね(笑)

多くは、会社(勤め先)が手配してくれて一般的に言う「業者契約」となります。業者契約とは、会社と引越業者が契約していて会社が手配してくれるのタイプの契約です。転勤の時に、放っておいても業者さんが来てくれるのがこれです。

全部お任せの場合は、何もせずに引越当日を待ちます。必要なのは行政手続や、住所変更が必要な手続のみです。
電話回線や、インターネット、郵便の転送手続、金融機関の手続、子供の学校の転校手続は自分でします。

お任せではない場合は、事前に梱包資材として段ボールやガムテーム、緩衝材などが届けられますので箱詰めします。家具や電化製品は、引越業者が当日梱包してくれるので手をつけません。

次に、業者契約でも転勤する人間が引越業者を選定する場合。
この場合、大体は会社の負担額が決まっていて。荷物が多い人は、上限を超えてしまうので自己負担額が引越時に出て来ます。

幾つかの業者を呼んで、見積して貰い。自分が一番納得の行く業者を選びます。正直言って、安かろう悪かろうがあるので、安ければ良い訳ではありません。自分が納得行った業者と契約しますが、契約は会社がするので諸々は会社に丸投げになります。

最後に、公務員に多い。
個人契約になる場合、聞くと驚くのですが。距離に応じた金額が引越後に支給されるそうで。引越業者と契約するのは、転勤する本人。支払も、本人が行います。
引越した数ヶ月後に、査定の上で費用が(規定に沿って)支払われるそうです。ただ、奥様によれば、陸続きで繁忙期を避ければほぼ100%補填されるけれど。繁忙期に掛かると、7割程度。海を越えると5割程度しか支給額が達しないこともあるそうです。
※近年支給制度が変わったそうで、前よりも引越費用が出るようになったそうですが。情報が古くて申し訳ありません。

余り知られていませんが、繁忙期の引越代金は青天井です。
それ以外ならば、驚きの金額は出てこないと思います。

転勤族といっても、色々な費用負担は発生するようです。

他にも、新居を探しに行く場合。


基本的には、新居を決めに行くための旅費が出ます。
新居を契約する場合も、敷金礼金が出ます。

ただ、気をつけなければならないのは。
敷金礼金が出ない場合が有ると言う事です。

社宅が存在する企業さんでは、個人の勝手で社宅に入らない事になるため。
家賃補助だけで、家賃は補填されません。

社宅が無い場合でも、全額家賃が出る所は少ないと聞いています。

社宅が有る場合は、新居を決める為の旅費も支給無し。
そのために休む場合は、有休扱いと言う企業さんも存在します。
同じ転勤族といっても、ここまで多種多様なのです。

近年では、単身赴任ですと。
奥様がwebで物件を見て、不動産業者に電話で問い合わせ。
遠隔で契約などという事案も多い様です。

次回は、転勤家財の移動方法について語りたいと思います。
お楽しみに。

蛇足
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やまゆき
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