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親名義の家を「あげた」「売った」「信託した」とき。名義はどうなる?

毎日更新ブログ335日め

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「家族の終活」コンダクター

笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子(やまより)です。

親のこれから、死後のこと。
自分のこれから、死後のこと。

なんだかチョット
気になるあなたのために
毎日ブログを書いてます。

親名義の家を
親が「生きている間」に
引きつぐ方法

この記事が
スキされたので

調子にのって
シリーズ第2弾!

親名義の家を
親が「死んだあと」に
引きつぐ方法

はりきって

親が「死んだあと」に
親名義の不動産の名義を
変更する方法
を書いてみたのだけれど

もひとつスキされない‥

やっぱり、

「死んだあと」ではなく
いま、親が「生きてる間」に
名義変更したい
という方が多いのかしら…

と思って、
過去記事を見ていたら

なんと、コチラも人気だった!


「家族信託」した
「不動産の名義」はどうなる?

まさかの
「不動産の名義」が人気?

「家族信託」とは?

高齢の親に代わって、
子どもが、親の財産管理を
してあげることができる仕組み

生きている間~
死んだあとまで

親が子どもに
財産管理をまかせたい財産を
選んで、
信託することができます。

お母さんが息子に
「お母さん名義の不動産」を
信託したら?


不動産の名義は

「所有者母●●信託受託者子ども▲▲」

となります。

具体的には

「所有者」である
「お母さん」の名前の次の行に
「受託者」である
「子ども」さんの名前を
信託を原因として登記手続きをします。

子どもは、
親の財産をもらったり、
買ったりした
わけではないので
「所有者」にはなりません。

「受託者」である子どもは
信託契約の内容に基づいて
不動産を管理・運用していきます。

お母さんが息子に
「お母さん名義の不動産」を
「売却」したら?

お母さん名義の次の行に
売買を原因として
「所有者子ども▲▲」と登記されます。

お母さんが息子に
「お母さん名義の不動産」を
「贈与」したら?

お母さん名義の次の行に
贈与を原因として
「所有者子ども▲▲」と登記されます。

「信託」なら、
「所有者」は、
お母さんのままですが

「売却」や
「贈与」の場合は

お母さんは、
所有者ではなくなり
子どもが
「所有者」になります。


お母さんがどうしたいのか?
子どもたちがどうしてあげたいのか?

誰が「所有者」だと安心か?

「家族でやりたいこと」
「叶えたい希望」によって
とるべき手段が変わってきます。

司法書士は
「不動産の名義」の専門家。

「名義変更」するときは
「なんのためにしたいのか?」
まずは、教えてくださいね

ではまた明日