早朝のタクシーでよくある出来事なんだけど今回はかつてないほどスゴい結末に①
今朝の出来事。
(全ては車内ドラレコと運転手の報告書で確認)
3時50分頃に某駅から男女の2人組が乗車。
女性は明らかに1人で乗りたがっている様子だが、強引に男が後から乗り込む。
運転手が行き先を尋ねる。
女性が「○○2丁目まで」と告げ車が動き出す。
車内では男が「もう一軒行こうよ〜」と女性を誘うが「もう帰るよ、もう朝になるし」と女性の方は全くその誘いに乗る気なし。
男が女性の肩に頭を乗せたりしつこく誘っているうちに車は目的地に到着。
女性が降りようとするのをふざけた様子で邪魔する男。
しかし女性は男の前をすり抜け、2000円を置いて降車。
ドアが閉まる。
「この後はどちらまで行かれますか?」と運転手。
「○○駅」とあからさまに不機嫌そうに答える男。駅に向かう途中で後部座席で眠り始める。
「お客さん、○○駅着きましたよ!お客さーん!」
眠そうに目を開ける男。
「3000円ですが、先ほど女性の方から2000円頂いていますからあと1000円お願いします」
「(目をこすりながら)あ?うるせーよ!金なんかねーよ!」
「いや、それは困りますよ、あと1000円払ってください」
「金なんかねーって言ってんだろこのヤロウ!!」
「困りますって。お願いしますよ!」
「なんでオレが払わなきゃいけねーんだよ!テメーが勝手に乗せてきたんだろうが!!ざけんじゃねーぞ!!」
狙っていた女にフラれた上に、後部座席でのゆりかごのような気持ちのいい眠りの邪魔をされて(いい夢でも見ていたんだろう)、明らかに理不尽な怒りを運転手にぶつける典型的なタチの悪い酔っ払い。
「お願いですから払ってくださいよ」
「うるせーな!そんなに払って欲しかったら警察連れてきゃいいだろ!」
「わかりました、じゃあ交番行きましょう」
タクシーが停まっているのは交番の目の前。
交番に向かって歩く運転手と男。
交番の中には警官の姿が見えない。
と、その瞬間、男が駅に向かって走り出す。
「待て!おい!待て!!」
制止を振り切って走り去る男。
その声を聞いて交番から警察官が出てくる。
「お巡りさん!アイツ無賃乗車!!捕まえて!!」
駅の階段を駆け上がる男。
それを追いかける警察官。
「コラ!待て!止まれ!!」
②に続く(はずじゃなかったけど、終わらない笑笑)