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JALタイムセールで飛ぶ1泊2日 道東の旅②(全7回)【流氷、根室、そして最東端】

厚床駅を出てから国道44号線を東へ。
途中の「道の駅 スワン44ねむろ」で少し遅い昼食をとります。

道の駅は風蓮湖の畔にありました
湖はしっかりと凍っています

そして腹ごしらえが終わり道の駅を出発してものの数分走ったところで、今日の最大の目的が見えてきました。
流氷です。

根室湾の温根沼漁港横に浮かぶ流氷たち
温根沼大橋を渡ってすぐの駐車場から
北風で打ち寄せられて接岸したものが
そのまま残っているようです

去年のオホーツクのように↓

オホーツク海を埋め尽くす流氷!

一面の流氷!というわけにはいきませんし、少し汚れているし日差しがなくなってきたこともあり見た目はイマイチかもしれませんが、紛れもない流氷です。
なんだかとても呆気なく訪れた一年ぶりの再会でしたが、噂どおりしっかりと根室半島に接岸していました。


さあ、目的であった流氷を見ることができたのでUターンして西へ進路を取り、今日の宿泊地の弟子屈に向かうことも考えました。
でもせっかく根室半島の付け根までやってきたのでどうせなら先端まで行こう!ということでそのまま最東端の納沙布岬を目指します。

半島をひたすら東へ。
往路は半島北側の道を走り納沙布岬到着。

青空の下、70km前後のスピードで進みました
オーロラタワー(廃墟)が見えたらもうすぐそこ
実に35年ぶりの最東端到達

晴天のこの日、納沙布岬からは北方領土の島々が手に取るように見えます。

納沙布岬灯台
風が強くて寒くて寒くて
平べったい水晶島がすぐ目の前
一番近い貝殻島
使われていない灯台が目印です

この貝殻島との間に現在は国境が横たわっているという現実。岬からたったの3.7kmなのに。

35年前に来た時もそうでしたが、上手く言葉で言い表すことができない何とも言えない気持ちになる国境の岬です。


復路は半島の南を走り根室の街に向かいます。
お気に入り地名の「歯舞(はぼまい)」「珸瑤瑁(ごようまい)」の集落を抜け、もう一つの最東端に立ち寄り。

北方領土ではなく本土にも歯舞があります
難読地名の珸瑤瑁
最東端の駅 東根室駅です
駅舎もなく板敷きのホームがいい味を出しています
住宅街にシレッと佇んでいる駅です

最東端をきっちりと押さえたのでここから今日の宿泊地である摩周温泉に向けて約140kmのドライブ再開です。
時刻は午後3時を過ぎ。
さすが3月の最東端の街。かなり日が傾いてきたので先を急ぎます。

続く

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