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JALタイムセールで飛ぶ1泊2日 道東の旅③ (全7回)【廃線跡、35年、そして残念な星空】

根室市街地を出てからは徐々に地平線に近づいていく太陽に急かされるように西へ西へと急ぎます。
厚床駅前で国道44号線に別れを告げ国道243号線に入り風蓮湖西側を北上します。家などほとんどなく、時々現れるのは大規模な牧場。
そしてエゾシカやキタキツネ。

旧標津線の奥行臼駅付近で国道243号線が進路を西に変えます。その交叉点近くにあった駐車場でトイレを済ませしばしの休憩。
ちょうどそこには旧標津線の線路の跡がくっきりと。

こんな感じの駐車場が北海道の国道沿いにはたくさんあるので疲れを感じたらすぐに休めます
明らかに線路跡
旧標津線は1989年4月廃止
自分の初北海道の3ヶ月前

再出発し国道243号線を西に進んでいると「中西別」という見覚えのある地名が現れました。
35年前の初北海道の時にもこの道を、今回とは逆に東に向かって走っています。
その時に中西別郵便局の横に車を停めてハガキを書いてポストに投函。その記念に、ではないですけど郵便局をバックに写真を撮った記憶が甦ってきました。

これは絶対に寄らないわけにはいきません笑

1989年7月27日 22歳
2024年3月14日 56歳

こんなところで2度も写真を撮ったヤツなんて自分だけでしょ、確実に笑
最上級の自己満足笑笑


その後は特にどこかに寄ることもなく18時過ぎに摩周温泉街の宿にチェックイン。

昨年夏に立教大学駅伝部が泊まっていました
あの上野監督も。。。

部屋で荷物を整理した後、休む暇もなく向かったのは夜の摩周湖第一展望台。
何年か前に感嘆のため息しか出なかったあの満天の星空をもう一度見たいと思いチャレンジ。

市街地の空は薄い雲がかかり微妙な感じ。摩周湖方面の空も同じような感じ。でも行くだけ行ってみます。

弟子屈市街地から真っ直ぐに続く摩周湖への道道52号線。そこをグイグイと標高を上げて行きます。
終盤にいくつかの急なカーブを抜けて到着した駐車場にはなんと車はゼロ。
たくさんいると思ったのに笑

そして星はというと、、、、新潟レベル笑
東京の空とは比べ物にならない数の星が瞬いていましたけど、あの時の星空には到底及ばず。

少し残念でしたが天気だけはどうしようもありません。
寒さもありここは潔く撤退して宿に戻りました。


宿に戻り大浴場の源泉掛け流しの熱いお湯(44℃!)に浸かって身体の芯から温まります。
走行距離300km超の疲れをしっかりと流して、翌朝予約しているアクティビティに備えて早々に布団に入りました。

続く

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