【44歳の北海道】2011年8月13日の事 ノシャップ〜宗谷編
端っこ好き、というわけではないけど何故か最◯端の地には行ってみたい気持ちに駆られる事がある。
そして特に「最北端」には男のロマンみたいなのを感じたりする。
ココまでのあらすじ↓
ノシャップ岬は最北端の宗谷岬より少しだけ南にある岬。 根室の納沙布岬と間違われがちだけど存在は圧倒的にマイナー。
ただ道道106号線走破の興奮冷めやらぬうちに到着できるし、その道道106号線の限定グッズも岬のお土産屋さんでは販売していて106号線ファンにとってはかなりコアな岬。
少し見えてきた利尻島を眺め、106号線グッズを買い、もちろん写真も撮影してからお待ちかねの最北端の地に向かう。
途中の稚内市内でラーメンを食べ腹も膨れて気分良くなった自分を、最北端の地「宗谷岬」は最高の天気で迎えてくれた。
北緯45度31分22秒。
一応、現在はココが日本最北端。
あ、一応宗谷岬のちょっと先の海上にある島(岩礁?)も除いておきます(笑)
多くの人が一度は目にしたことがるであろう「最北端の碑」の前には長蛇の列。
ここに来て写真も撮らずに帰るのも寂しすぎるので、ちょっと恥ずかしい気もしたけど列に並ぶ。どうやら自分の後ろに並んでいる人にシャッターを押してもらうという暗黙のルールができているっぽい。最後尾の人はどうするの?笑
岬の手前の丘の上に立つ。
サハリンがよく見える。
だって、たった43キロ先だし。
走れば3時間半ちょいだ(笑)
国の端っこに来ると国境を、そして国家を感じる。 逆に言うと、そういう場所以外ではなかなか感じることができない。
根室の納沙布岬に行ったときも「日本」を強く感じた。
そしてここでもその時と同じ気持ちを感じている。
特に自分は偏執的なナショナリストではないし、いたって普通の思想を持ったどこにでもいる日本人だけどやはりそう感じてしまう。
北の果てってそんな場所。
お約束の最北端グッズも購入し満足感に満たされる。
今、ほとんどの日本人は自分よりも南にいるぞ!なんてくだらないことを考える。
そういえば富士山に登頂したときも同じようなこと考えたなあ。
ほとんどの日本人はオレの足元にいるぞー!って笑
若干の名残惜しさを感じながら最北端の地を離れR238で南下を開始。
ここから左側に広がるのはさっきまでの日本海ではなくオホーツク海だ。
徐々に8月の北国の太陽が傾き始めてきた。
続く