お暇を頂いています。
少し前から仕事を辞めて、お暇を頂いています。
退職した仕事場には大きな不満もなく、学びもたくさんありました。しかし自分自身、何かわからないモヤモヤとしたものがあり、突き詰めて考えてみると、自分の人生の在り方そのものにつながっていました。
社会的に見て、人から見て、素敵な仕事。将来どういう風に使えるかはわからないけどみんなに褒められそうな、学び。そういうものでぐるぐる巻きになって息苦しい自分がいました。
むしろ、わたしは物心ついたときからそうだったのかもしれません。運動も勉強も平均以上にでき、リーダーシップや社交性が求められるときには"こなせる"ような子どもでした。そのようなことができていればよしとされる学校生活では、社会では、人から見れば、の生き方がわたしにとって一番楽で揺るぎないものだったのかもしれません。
しかし、年を重ね、生きていく場所を自分で選んでいく中で息苦しさを覚えることが多くなりました。何をするか、何を言うか、自分の心ではなく、人がなんと思うかという計りにいつもかけていたのです。
このままでは、はたから見ればだれよりもいい人で幸せそうな、世界一不幸な人間になってしまう、と途中で気づけたのは本当にラッキーでした。いえ、きっと周りのあたたかな人たちや苦しみの中で考え続けたわたしのおかげです。
わたしは今、車窓からの景色を横目に見ながらこれを書いています。
これから、好きなことをします。好きなことをしたいと思うのは簡単ですが、やるのが一番難しいのはここ最近で初めてわかりました。
しばしのお暇が終わった後、わたしがどんな生き方を選んでいくかはわかりませんが、とにかく今日から好きなことを言い、好きなことをし、好きなものを食べ、好きな人といます。
音楽をつくること、文章を書くこともそういったものの中にあります。
わたしが好きなことを好きなようにしている様子、よかったらnoteに覗きに来てください。
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