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【推しの子】主題歌小説45510について解説

【推しの子】の歌がすごい話題

皆さんこんにちはやまです。
皆様前回の考察記事閲覧ありがとうございます。
下に前回の記事貼っておきます。
今回は考察ではなく内容に触れるという記事になります。
考察は次回以降の記事でやります

ところで推しの子第2話3話ご覧になりましたでしょうか
(記事公開日には第4話放送直前です。)
言いたいことは山ほどありますが最後の重曹ちゃんが全てを
持っていきましたね。
また、OPテーマはYOASOBIで『アイドル』
EDテーマは女王蜂で『メフィスト』
劇中歌:作詞・作曲「大石昌良(オーイシマサヨシ)」編曲「やしきん」でB小町
『サインはB』
とかなり話題になりましたね…

今回はそのYOASOBIの『アイドル』について取り上げます。
(アニメ第3話のネタバレ含みます)

YOASOBI(ヨアソビ)は、日本の音楽ユニット。コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、特定の小説をテーマに楽曲にするユニット。YOASOBI(ヨアソビ)は、
日本の音楽ユニット。コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、特定の小説を
テーマに楽曲にするユニット。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/YOASOBIより  

YOASOBIは小説を楽曲にするユニットである。
そして今回の『アイドル』にも元になった小説があります。
赤坂アカ先生の書き下ろし小説『45510』は以下のサイトで読めます。

そもそも『45510』とは

【推しの子】原作漫画で出てきた『45510』はアイが妊娠以前使っていた
スマホのパスワードです。
アクアはこのスマホのパスワードにたどり着くまで毎日片っ端から調べ
4年かけてたどり着きました。
この小説では『45510』とはなにか、アイやB小町の過去を知れる。

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社  推しの子第14話

小説の始まり

まずはざっくりと本小説の内容を話していきます。
元B小町のメンバーがネットでとある動画を発見する。
↓↓↓
その動画はアイが過去に行った配信でありアイのことが語られている。
↓↓↓
その動画を見ながら語り手が感想を言う。
↓↓↓
動画が途切れ、続きを探すも見たことある動画ばかりで続きは無い。
↓↓↓
B小町結成当初の4人で作った共同ブログを思い出し、ログインする
↓↓↓
アイの書いた下書きのブログを見つけ削除

この共同ブログのパスワードが『45510』である。
この『45510』の仕組みについては後ほど説明する。

語り手の人生

旧B小町のメンバー(語り手)のことは「b」と呼ぼう。
bのプライベートは充実していた。
芸能界に入ってタレントと出会い、憧れの人と食事に行き
注目を浴びチヤホヤされ楽しかったそうだ。
ただこれはプライベートの話だ。


B小町としては微妙だった。
毎日レッスンやイベントで全国を回るが観光の余裕はなく、学校行事にすら
参加出来なかった。
何よりアイが大嫌いだった。
ライブ時はアイにセンター固定で他のメンバーもバックダンサーのような扱いを受け
運営もアイを贔屓する。
ただ、アイがいなければ売れないということは理解していて
あそこまで輝けなかったが感情は納得してくれない。
贔屓を見て憎しみがわかない筈がない。

bも中学生モデルをしていた頃は「どこに出しても恥ずかしくない美少女」だったが
大人になるにつれ童顔で売っていたが垢抜けない雰囲気になり「育成失敗」とも言われ...
アイは最初から大人びていてあどけなさがあり、ずっと変わらなかった。
全員が嫉妬していて壁があった。
何年も一緒にやっていたが本心を話してなかったと思うとx。

アイへの嫌がらせと異質な贔屓

アイへの不満が爆発して嫌がらせをする人も出てきた。
化粧品盗んだりアイの噂流したりと...
その子は斉藤社長の動きは迅速で容赦がなくすぐクビになった。
発覚してすぐ声明だし契約解除で卒業ライブも行わせてもらえなかった。
この贔屓を見てB小町として活動するにはアイのバックダンサーに徹する覚悟を決めた

配信でのアイ

配信音が小さい時
「音量小さい?そっか、じゃあ皆ボリュームあげて」
なんともとぼけた発言だ
普通なら自分やスタッフで調整をするところだ。
人に迷惑かけることに一切躊躇がない。これがアイだ

画面越しに見るアイは美しい。思い出や時が補正で綺麗なアイの像をつくりあげているかと思えば関係ない。
誰が見ても美しかった。

配信形態はコメントに返信していく

「今日何食べた? 何も食べてない。 服のブランド? ユニ●ロだよ。 好きな本とかある?
内緒一。 遊びに行くなら、 どこ? 秘密一。 」

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社    
45510 より

アイの嫌いな食べ物と過去

配信内で嫌いな食べ物聞かれた時詰まりながら
白米は苦手と答えた🍚
bはこれを聞いて(嘘吐け)と思った。
白米やロケ弁はいつも綺麗に平らげ持ち帰りもしていた。

「味が嫌いとかじゃなくて、なんていうんだろ、柔らかいでしょ白米って。
たまにさ、砂とか入ってる時ない?ガリッてなるの。あれが怖くて。」

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社    
45510 より

とアイは配信内で言っている。
柔らかいものの中に異物が入ると怖いのは一般的ではあるが
白米に砂など入らない

「白米の中にさ、ガラスとか入ってたらどうしようって思う。
きっと痛いよね。だから、好き嫌いとかじゃなくて、なんていうんだろ、怖い?
うん。白米は怖いから余り好きじゃない。まぁ出されたら食べるんだけど。
ちょっと覚悟はする。」

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社    
45510 より

アイの母親は窃盗で捕まりアイは施設育ち
釈放されても迎えに来てくれない酷い親だ。
殴られるより施設の方がマシと社長からのスカウト時に言っているので
虐待されていたのだろう。
白米が怖いなのは虐待からくる異物混入だ。

アイの好きなタイプとやらかし

配信はアイの結婚願望や好きな人のタイプ等の恋バナ中心になっていく。

「あんまり私を怒らない人が良いかな。いつも私は何かしらやらかすから。
細かい事がいちいち気になる人は、私の相手すると疲れちゃうと思うんだ。
それってかわいそうだと思うから。そうじゃない人が良いと思う。」

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社    
45510 より

bはアイの「やらかし」には気をつけ覚えがあり、
アイドルは発達障害を抱える子が決して少なくなく、アイはその典型だったという認識
しかし、この配信ではメンバーに見せることなかった本心のようなものが見えたらしい

「変な感じ。私あんまり自分の事、話すの得意じゃないし、変な事、
言って嫌われるもイヤだし。
でも別に自分の事話すのって嫌いじゃないんだよね、矛盾してるみたいだけど。
知って欲しい。私の汚いところとか、やなところも全部ひっくるめて、
それで良いって言って欲しい。」
「私は、ほんとはさぁ」

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社    
45510 より

アイの本心が見えかけたところで配信は終了。
分割された動画データのようで続きを探しても探しても見つからない。
不完全燃焼感に包まれb小町関連のものを探すも見たことあるものばかり...
そこで思い出したのが...

共同ブログ

b小町結成当初は仲が良く共同ブログを作ろうという話になった。
(運営が作った公式アカウントだけ運用することになったので放棄された)

メールアドレスはbのサブアドレス
パスワードは45510

高峯、ニノ、アイ、渡辺。
結成メンバの頭文字をフリック入力した時の数字

頭文字である「たにあわ」を数字に置き換えると
「た」の所に4.「な行」の所に5.「あ」の所に1.「わ」の所に0
なぜ5が2回続いているのかと言うと「に」を入力するのは
な行を2回押さなければならないから。

アイのブログとB小町

古参ファンでも知っているかどうかの激レアブログにある記事は7件。
bはプロ意識の欠片もないブログで黒歴史を眺めているようで
記事を消そうと編集ページに飛ぶと非公開になっているページが...
その内容はアイからb小町への想いが綴られていた。

今は結構、B小町もギスギスしてるじゃない?
まぁ私のせいなんだけど。
ほんとはすごく悪いなぁって思ってるし、責任も感じてる。
ほんとだよ?
信じてって言っても難しいかもしれないけど
皆と仲良くしたいって言う気持ちは、ずっと変わらない。
ずっと言えなかったけど、これが私の本心。
皆は私の事嫌いかもしれないけど、私は皆の事 嫌いじゃないの。
出来る事なら、昔みたいにやりたい。
もっと私の事、バカにして良いよ。
ちゃんと怒って良い。
遠慮なんてして欲しくない。
言いたい事は言って欲しいよ。
もし、このブログを、昔の私たちが良かったって思って、見に来てくれたなら。
今度 会った時に教えて?
おい、アイのバカ野郎って言って。
そしたら私、ごめんねバカでって言うから。
仲直りがしたいです。
皆にずっと言わなきゃって思ってた事もあるの。
ちゃんと皆と

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社    
45510 より

bはここまで読みアイの記事を削除した。
二度と誰もこの文章を読まないように。

bがアイの記事を削除した理由

それは「こんなのはアイじゃない」という強い想いがあったから

誰にも縋らず、奔放で、孤高で、強くて、後悔なんて一度もせず、
無敵で最強で唯一無二なのが「アイ」なんだ。
こんな仲間に絶るような文章を、アイは書かない。
これはアイじゃない。アイはそうじゃない。
私のアイは、そんなのじゃない。

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社    
45510 より

b曰く白米とガラスのエピソードの配信の時アイは弱音を吐いたそうだ。
アイの母親に繋がる話だ
母親の投げたグラスの破片が白米の中に入っていたといういわば虐待の話。
そこからアイは見たことないくらい弱音をこぼした。

この動画投稿者とbは同じだったのではとbは語る。
そんなアイを認めたくなかった。
彼らの中にある偶像を守るためにインターネットから消し去った。
『永遠に。
二度と巻き戻らず、手遅れになるように』

bはブログそのものを削除した。アイの数少ないSOSかもしれないその声を
もう二度と誰も見ないように

pc横の窓ガラスにはbの顔が映り

誰よりも信奉していた
紛れもない信者の顔であった

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社    
45510 より

あとがきというかなんというか

45510という初期メンバーのブログのパスワードを自身の携帯のパスワードに
してることからブログの編集ページに残っていたものはほぼ本心と言って
間違いないだろう。
アイの母親の酷さはアニメ第1話のスカウト時にも語られているが
より描写されアイのより深い心情を探ることができる小説だと思います。
アイは発達障害の傾向とは原作でも語られているが元メンバーから語られたことでより信ぴょう性をましたと思う。
配信やブログ、bのアイに対する想いなどは後々考察したいと思います。

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