GoogleスプレッドシートをPDF共有する方法


1. GoogleスプレッドシートをWebサイトにできる

Googleスプレッドシートのウェブページ共有。
スプレッドシート自体をウェブサイト(のコンテンツ)にできる機能です。
そのシートを編集すれば、それがサイトに反映されるので、Webサイトの保守・運営が非常に簡単にできます。

メニュ「ファイル」>「共有」>「ウェブに公開」より設定

2. スマホとの相性はイマイチ

これの機能を利用してGoogleサイトに埋め込んだのですが、スマホから閲覧するとスクロールが必要になりました。しかもフレーム内のスクロールで非常に操作性が悪い。また、印刷すると、1ページにうまく収まらない場合もあるとのこと。

そこで、PDFで共有する方法に変更することに。


形式を「ウェブページ」から「PDFドキュメント」に変更してみる

3. 「PDFドキュメント」だと A4サイズに出力できない

ところが、PDFでの出力サイズが指定できない。
スプレッドシートの印刷設定は全く反映されません。

解決方法を調べていくと、次のページに辿り着きました。

ここで紹介されているのは、「スプレッドシートのURLを編集する」方法。
https://doc.gogole.com/spredsheets/d/…/edit?=gid=…#gid=…
(※…の部分は任意の文字列)
この「edit?=gid=…#」の箇所を「export?format=pdf&」と書き換えるだけ。
書き換えたURLをWebサイトの埋め込む(リンク先)にします。

4. 1ページに出力されたけれど・・・

しかし、出力されるサイズはおそらく「レターサイズ」。

1ページに収まらない場合は、スプレッドシートの印刷設定より「レターサイズ」で1ページに収まるように調整すればうまくいくはずです。
印刷する場合は、プリンター側でA4に出力することで対応できるはず。

スマホからの閲覧も、ピンチアウト/インで見やすくなりました。

5. ドキュメント全体を出力する方法は?

上の場合は、特定のシートのみしか出力されません。
gid=…の…部分を変更することで、出力するシートが指定できます。
(出力したいシートをアクティブにした状態でURLを編集すればOK)

ドキュメント全体を1つのPDFファイルとして出力させたい場合は、上記URLを
「export?format=pdf」までにします。(以降のgid=…を消す)

複数のシートは、それぞれページが分かれて出力されると思います。
ただし、非表示にしているシートは出力されません。
見せたいシート以外は、非表示にして公開しましょう。


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