TENET
時間を巧みに操った作品だなと思いつつ、ちょっと難解だった。
監督「クリストファー・ノーラン」と言えば「メメント」かな。
時系列を巧みに操って、釘付けにしてくれた話。
#表現の少なさ。
「メメント」
健忘症と時系列トリックぐらいしか、正直記憶にない。
それをだますモノと、真実に向かう物語。
記憶が残らないから、タトゥーを刻む辺りがクールに見えたんだよな。発想がスゴい。
「インセプション」は夢の世界の話。
#解像度の低さw
この世界が夢なのか、それとも現実なのかわからなくなる。
夢の中で更に夢の世界に入るなんていう荒技を披露する辺りが斬新に思えた。
少し、具体性を持たせると、人の夢の世界に入って、情報を抜き取るという話ね。
サイトー(渡辺謙)がめちゃくちゃ良い味出してくれてるんだよなぁー。
ちなみに、渡辺謙というと、「鍵師」を思い出してしまう。
「インターステラー」は見てる最中にスピーカーが壊れた思い出がある。
たまたま変な共振するなぁと思ってたら、スピーカーが壊れた。
奮発して買ったB&Wの805Dだったのでかなりショックだった。
#既に感想でも何でも無い
TENETは面白かった。
まずは、美麗な映像。これに尽きると思う。
今の時代、素人でも良い画質では撮れるけど、撮ってる対象の美しさ。これが圧巻だった。予算半端なさそう。
時間の考え方や、それに伴った物語や、緩急の付け方はお手のもの。
ちょっとわかりにくさもあったけれど、深く時系列がわからなくても、最終的な着地点は結構ざっくりしていたので理解出来る範疇だと思う。
解説が無いと2度、3度見ても気づけなかったり、理解出来ない部分もありそう。
時間をテーマにした作品は必ず色々な伏線があるので、2度3度と見てみると楽しめる。
そういう意味では、short動画全盛の時代に希有な作品にも思える。
ハリウッドの重厚なエンターテイメントに久しぶりに触れた気がする。