40代主婦、投資家への道#28
【着付け 趣味の話】
昔から気にはなっていました、着物。でも、着る機会がなくてね。
ハレの日の着物は、数回着たことありましたけど、マネキンのように着付けてもらい、ただ苦しい思い出しかなかったんです。
でも、着物って美しい。いつか着てみたいなという憧れはずっとあったのです。そして、チャンスは突然にやってきました。
ふとした会話から、お友達のお友達が着付けを教えていると分かったのですが、「着付け習いたい」という言葉が、考えるより先に口から出てしまってました。
とはいえ、いざ着物を着るには必要なものがたくさんあります。知ってました?
着物はもちろん、下着として肌襦袢と、その上に着る長襦袢もいります。さらに、着付けるための布地の紐、数本が必要です。着物が着られても、帯をまくには、帯、帯板、帯枕、帯揚げ、帯紐が必要になってくるんですよ。
実は、母が持っているものを使えるだろうと思っていたことも、着付けをやることの後押しになりました。実家の母の桐箪笥に、なにやらたくさん入っているのを私は知っていたのです。ふるーい着物、肌襦袢、長襦袢、小物類。片っ端から引っ張り出しました。
すべてを新しく揃えるのは、かなりの出費になりそう。もし、母が何も持っていなかったら、たぶん着付けを始めていなかったと思います。
新しく買うものはなかったのですが、残念なのは着物のサイズです。
母は私より10センチほど背が低いので、母の着物を私が着ると、つんつるてんに。
私は、着物にサイズあることも知りませんでした。着付けを始める前は、そんな初歩的なことも知らなかったのですよね。
ところが、ありがたいことに、着物は義母から譲り受けることができました。義母と私の体型はほぼ同じなのです。終活を始めている義母は、着物の処分を考えていたようで、私が着付けを始めることを伝えたら、「着てくれたら嬉しいわ」と、一つ紋の入った色無地、小紋、練習用にポリエステル素材の着物を譲ってくれました。
今から50年くらい前に嫁いだ世代は、嫁入り道具に桐箪笥と着物一揃え持っていくのが、当たり前の時代だったんですよね。母と義母の桐箪笥を見て、時代を感じました。
そして、始めた着付けですが。
もう、基本は習い終わったはずなのに、一人では全く着られません。
先生が、アシストしてくださって、何とか形にはなるのですが、一人で着るにはまだまだ練習が必要なようです。
でもね、着物を身につけると、なんだかすごくいい気分なのです。柄が美しいからなのか、帯をまくと、姿勢が良くなるからなのか。着付けが上手になるのも、知識が増えるのも、楽しくて楽しくて。すでに、どっぷりと沼にはまってます。
投資家になるとか、書いてましたが、お金はどんどん出ていく方向です。
仕方ないですね、趣味ですから。新しい趣味で、毎日楽しくて、忙しくて。幸せです。
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