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ボブという名の猫

2018年8月 Amazonプライムにて視聴

英語のタイトルは "A streetcat named Bob"。図書館猫とかとある美術館では猫が夜な夜なネズミを捕まえるとか、とある国では駅長さんとか働きものの可愛い猫とか。猫は見てシアワセになる。それだけでいいじゃない。

ヘロイン中毒でストリートミュージシャンで生計をたてている若者がある日傷ついた猫を保護し、彼は自分の食事より猫の治療費を優先して助けます。そしてそれを機会に色々な人と出会い支えられ助けられて、最後に自分と戦い、立ち直っていく。猫と彼を支える人々の心温まるドラマです。ポイントは真実だというところかなと思います。すごくドラマチックなわけでもないけど、心優しい傷ついた若者が必死で頑張っていく姿がそのまま描かれています。出てくる人もみんないい人。また勝手に猫の心情を慮ったりはせず、シンプルにボブ目線がインサートされます。ボブはこんな風に見てるのか、と。
映画どうやらボブ本人が出演しているらしいので是非。ほんとにいい表情をします。

(この写真は映画のシーンではないです。がわいい)

イギリスらしいな、とおもうのは、この映画のきっかけとなった本の売り上げは全て寄付したらしいこと。そしてその立ち直った青年がその後はホームレスや保護猫の活動をしているところですね。公がある、そういうこと。

http://bobthecat.jp

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