【Day 1】START

今日、起業しました。

起業した経緯とかこれまでどんなことをしていたとかは機会があったら書いてみるとして、起業をきっかけにnoteも始めてみることにしました。

昨年末、僕は会社の社長に呼び出された。


「えっと、今年いっぱいで君クビね。」


こんな感じでクビだと伝えられた。これまで事業責任者を務めていたが、12月末でその任を解かれることになった。

僕は一言、「わかりました。」と言って、それ以外何も話さなかった。

社長は「思うことは?君の意見は?」という感じだったが、まったく驚かないし全く言いたいこともなかった。少し前からこの日が来るのがわかっていたから。


さかのぼること数か月前。

自分は近い将来この会社を離れることになる。そう思い始めた。
一緒に働いている仲間がどんどんやめていくのが少し予見できるようになってきていて、でも同時に自分にはどうこうする権限がないというジレンマの中、ふと頭をよぎった。

「起業」するしかない。

そして、自分の理想を叶えるために、新しい小舟を創ろう。そう思って少しずつ起業の準備をしてきた。

まだどんなことをするかをふわっと決めていただけの段階で慕ってくれていた部下3人に起業することを伝えた。

今だから笑い話だが、当時の僕は起業する!と口で言っていても、実際は不安だったし、計画も大してなく片足でアクセルをかけようとしつつ、もう片方の足でブレーキを踏んでいる状態だった。

そんな状態のままだけど、なぜか一緒にやってくれる人がいるんじゃないかと思って、起業することにしたと部下に伝えた。

いいじゃん!と言ってくれて、いきなり部下が次の週に辞めた。
僕より先に辞めた。3日でやめた。


辞めた後、「え、いまから起業やっぱやめたとか言わないよね?笑」と聞かれて、「もちろん!」と答えていたけど、内心では「フライングしすぎだろ、、、もうやらないとかできないじゃん・・・」となっていた。

こうして、僕の企業は「したい」という希望から、「しなければいけない」という義務になった。

今でこそそのフライング退職があったから背中を押してもらえて、やらざるを得ない環境を作り出してくれて、本当に感謝しているけど、その当時はもう不安と責任に押しつぶされそうになっていた。


そうこうしてそこから何人かのメンバーが加わり、日々ビジネスプランのすり合わせや詳細を詰めていき、今日にいたる。やっと会社を建てることができた。

初めての経験、でも、失敗するわけにはいかない。

一緒についてきてくれる仲間がいるから。
山ほど会社も働き方もある時代に、こんな僕にベットしてくれる仲間がいるから。


やろうとしていることは簡単なことじゃないし、これから間違いなく苦戦することばかりだと思う。

「つらいことも時間がたてばいい思い出」なんて言葉があったと思うので、後から思い返したり読み返したときに少しでも面白い起業物語になっていればなと思って日々記録していこうと思う。

すぐに潰れて更新できないなんてことがないように、仕事もこのnoteも頑張ります。

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