家庭運営④朝ディナー
結論から言えば、なぜ18:20に晩ごはんが間に合わないのか不明だった。もしかしたら奥さんのやり方に工夫の余地があったのかもしれない。けど、それを追求しても生産的な話し合いになりそうではなかったし、それ以上の悪化も考えられた。
あれ?そういえば、奥さんと話してないなって思ったのもちょうどその頃。子供がいる時間に、そっちのけでじっくり奥さんと話すというのが案外難しい。
昔、アメリカに住んでいた頃にディナーの意味について調べたことがあった。単語帳に「夕食」を意味する「supper」という単語が載っていた。あれディナーじゃねぇの?そう思って調べると、ディナーというのは一日のうちのメインの食事、正餐のことをいうらしい。日本では晩ごはんがディナーという家庭が一般的かと思うが、朝ごはんがディナーでもいいわけだ。
「忙しい朝」よく見聞きするこの言葉にも引っかかる点があった。夜ほど忙しいか?こっちにしてみりゃよっぽど、帰宅後、就寝までの時間の方がやることてんこ盛りで、使える時間も終業・帰宅後〜21時までと限定されている。
なぜ、こんな話をするのかっていうと、晩ごはんがディナーじゃなかったら?という閃きがあったから。
朝ごはんがディナーだったら、
・早起きすれば、しっかり食事の準備に時間をかけられる
・ご飯の時間や内容を俺もコントロールしやすい
・夫婦で1日分のごはんを作ることで、晩ごはんの準備が大幅削減できる
・夫婦一緒に作ることで、二人だけでコミュニケーションできる時間が取れる
・いわゆる朝ガッツリ、夜少量の理想とされる食生活が実現できる
・晩ごはんの食事量が少なくなることで、食事時間も減るから更に夜の時間に余裕がでる。
・この生活スタイルの変更による子供の負担ゼロ!(子供は起床就寝時間が変わらない)
何これ?いいことしかない!思いついたら、試したくてしょうがない。奥さんに相談してみたら、「言い出したら、聞かへんやろ」と潔く諦めてくれた。
このことで、良い変化がいっぱいあった。
まず、朝ごはん食べない派だった俺が、食べざるを得なくなった。
夜少量のご飯にすると、目覚めがめっちゃ良い。
6階までの階段を登るのが、しんどくなくなった。
早起きするため、夜更かししなくなった。
そして、夜の時間が格段に増えた。
こうして、生活スケジュールをアップデートすることで、一旦生活を安定軌道にのせることができた。
その次には、奥さんの職場復帰と長男の保育園デビュー、長女の転園(3回目!)が待ち受けていた。