家庭運営②
実家でずいぶんお世話になっていたから、子供との時間を同じように確保するには、相当の工夫がいる。家事に割く時間を限りなくゼロにしないと。
実家を出るまでにできるだけの準備と生活のイメージをすることにした。
まずは、家電の選定。学生時代の最低限度の生活と新婚時代の貧乏生活ーお金を時間で補うーしかノウハウがないので、お金で時間を買うためには家電リサーチする必要があった。愛車レヴォーグを一台売ったり、家の設計の手付金を返して貰ったり、出産祝いを貰ったり、コロナで一人10万貰ったりして、お金を捻出した。あとはこれを新生活に有効に使うだけ。
家電のリサーチにはそれほど時間が掛からなかった。
ズバリ!マコなり社長の「家事を最小にする方法10選」
これで全て解決しただろ。そう思った。
採用したのは、ドラム式乾燥機、食洗機、Amazon定期便。
ドラム式洗濯乾燥機。
これはすごい。洗濯物を干さなくて良いなんて。天気を気にしなくて良いなんて。時間を気にしなくて良いなんて。革命だと思った。
もともとアメリカでの生活経験もあって乾燥機を使うことに抵抗はない。だから洗濯機と乾燥機を別々に買うか、一体になっているものを買うか悩んだ。別々にすれば、洗濯中に乾燥ができるし、乾燥時間も短い。でも、一体ものを買った。
何より、洗濯が終わるのを待たなくて良い。これに尽きる。スイッチを押した瞬間、洗濯〜乾き終わるまで、一切洗濯物に時間を割かなくて良い。
購入したのは東芝のZABOON。乾燥容量が唯一7kgだったので、一択だった。洗剤自動投入は当然つけた。詰め替えパックのみ買うようになった。
さらに、乾いた衣類の片付けを最速で済ますべく、洗濯機の上にタオルと下着、パジャマの収納スペースを作った。その他服は極力ハンガーにつる。服はハンガーに収まるように厳選した。
食洗機。
夕食後、片方が子供の風呂を入れ、片方が食器を洗う。そんなのは嫌だ。夕食後は子供の話を聞きたい。そんな願いを叶えてくれる。
こちらも家事の最小化には必須のアイテムだ。実家では食洗機を乾燥機として使っていたがもったいない。油汚れもバッチリだ。俺よりしっかり洗えてる。
借家でビルトインタイプは無理だったので、こちらもパナソニックの据え置きタイプ一択となった。子供が小さいので、除菌できるようナノイー搭載のファミリーモデルを買った。
こちらも食器乾燥後、片付けを最速で済ますべく、低い食器棚を購入し、その上に置くことにした。
Amazon定期便。
トイレットペーパーがない!洗剤が切れた!そんなことのために夜中ドラッグストアに車を走らせるのか。否!子供と本を読んで寝る!
生鮮食品以外は全て定期化する!と意気込んで、随時品目を追加していくことにした。こちらは育休中の奥さん主導でお願いすることにした。Amazonのアカウントは共用しているので、二人とも定期便の変更できるようにした。現在は24品目の定期化に成功している。
主な品目はおむつ、トイレットペーパー、洗剤、調味料、歯ブラシ、電池、炭酸水だ。でかいもの重いものは特に助かる。
このほか、奥さんの育休中に、野菜中心にレシピ調査を1年間してもらい、季節の旬に合わせた食事を悩まずに出せるように、写真やクックパッドでまとめてもらうようにした。
さぁ、これで準備は整った。新生活の幕開けだ。
と思ったけども、そんなに甘くはなかった。健康的に子育てを実現するための余裕のある生活には分単位で時間の見直しが必要だと分かったのは、それからの話。
☆お気に入り家電番外編
・シャープエアコン Airest
当時、初の空気清浄機の同程度の性能を持ったエアコンとして販売されていた。見た目の斬新さも良かったが、床面積を空気清浄機のために消費しないということが何より価値だと思った。我が家の寝室に備え付けられている。ベッドは衛生上、省スペース上いまいちとの理由で布団で寝ている。しかし、低い位置で寝るとほこりを吸い易いというリスクがある。そこで寝ている間、空気清浄機をフル稼働させる。一晩数円なんだから安い。
・スマートキー
スマホを持っているなら、鍵の開閉も遠隔操作できるスマートキー。子供の送り迎え時に離れた場所からでも開閉できる。わずかながら、ストレス軽減になる。電池切れが怖いから鍵も必ず持っている。
・amazon Echo
スマート家電の音声操作ができる。また、定型的な家電操作は自動でできる。iPhoneカレンダーと連携して、予定を読み上げさせたり、Amazon定期便の到着確認もできる。iPhoneカレンダーは奥さんと連携していて、家族の予定がわかるようにした。実際の使用は、照明のON OFF、テレビの操作、エアコン操作、ミュージック再生、ニュース読み上げが多い。
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