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大和市選手権大会お礼
大和市民総合スポーツ選手権大会(剣道競技の部)夏季大会 兼第56回大和市剣道選手権大会は盛会裏に開くことができました。
約240名の選手の皆さんにご参集いただき、熱い戦いを展開していただきました。また、大和市市長 古谷田 力様をはじめ、各方面からたくさんのご来賓にもご多忙な中をわざわざお越しいただきました。感謝申し上げます。ありがとうございます。
さて、今回の大会は、FM大和でも事前にオンエアーしていただき、タウンニュースの取材もいただきましたこと、大変うれしく思います。なぜなら、1980年代には大和市剣道連盟支部は15支部・約1500人の会員数に膨れ上がり、市内のいずれかの小中学校の体育館では毎日竹刀の音が鳴り響いていましたが、現在では会員数も約4/1に減っております。今回の大会が地域の普及や剣道の魅力を再発見していただく機会になっていくことを強く期待しておりましたので、多くの方に発信できたのではとても良い機会だったと思います。
つぎに、今月の4日~7日まで、イタリアミラノ市で行われていました、第19回剣道世界選手権大会は個人戦団体戦共に日本が完全制覇しましたことを報告しました。特に女子個人で優勝された近藤(旧姓阿部)選手は大和市の正月稽古に毎年参加されていました。神奈川県からは松本、高橋選手が団体戦のメンバーとして活躍されていました。昨年は、大和にもチェコ、スペイン、中国、イタリア、韓国などの外国人剣士が稽古に来ていただいたので、私も応援しにミラノ大会に行ってきました。この模様は大会の昼休みにスクリーンに大会のハイライトシーンを流しました。
そして、試合前に日本剣道形と居合道の演武を行いました。演武を見ることで、選手には日本固有の伝統文化を体現し、死の恐怖を克服するために剣の修行を通して自らの精神を鍛え、それを超越しようと努めてきたことを理解し、一層本日の試合に向けての「覚悟」を決めてもらいたいと思いました。 「剣道は仮に敵を前にして、精いっぱいの力を尽くし、今ぎりの、ここぎりの、真の日々を創造し、鍛錬するものである。…今日よりも明日、明日よりも明後日を進歩する自己を発見する。剣道は創造の世界である。」と言われています。将に唯今、此処、この瞬間を大切にしていくことが人生の喜びにもつながるのではないでしょうか。この機会に子供たちにも普段見られない居合の演武も見てもらうことができ、良い機会だったと思います。
ともあれ、子供たちの元気のよい声が体育館いっぱいに響き渡り、一喜一憂保護者の皆さんの声援や各支部のお仲間の真剣なまなざしと思いやりが選手に注がれ、活気あふれた大会の内容に私も感動いたしました。特に一般の部で優勝されました木村信二郎先生に置かれましては、大和市の役員として日頃より市剣連の活動において精力的にご協力していただいている先生ですが、試合の方も他を圧倒する内容で見事優勝され、今大会のトリとしても素晴らしい結果となりました。ありがとうございました。
大和スポーツセンターの職員の皆さま、大会の準備に関わった役員、先生方そして取材に足を運んでくださった方々に感謝を込め、お礼を申し上げます。大変ありがとうございました。
春の審査会合格者
四段合格者 山口桃世先生(若竹)、根岸博生先生(つきみ野)
六段合格者 久保田拓也先生(高陵)
七段合格者 武井俊則先生(少年武道会)
おめでとうございます。
大和市剣道連盟
会長 戸塚義孝