空にはミサイル、田畑には糞尿弾、地中には核爆弾、そして海には津波弾 宮塚利雄(宮塚コリア研究所代表)
毎度尾籠なタイトルで申し訳ないが、今の北朝鮮の動きを知るにはこのキーワードを理解するしかないだろう。北朝鮮は2013年4月、最高人民会議で宇宙開発法が採択し、国家宇宙開発局が組織されてから今年で10年経った。この間、北朝鮮は人工衛星と称する長距離弾道ミサイルの多機能化、高性能化に狂奔してきた。そして国家宇宙開発局は今年4月までに偵察衛星1号機の準備を終了すると発表した。北朝鮮初の軍事衛星で「国家の戦争抑止力を向上させ、平和を守り抜く上で偵察衛星が持つ戦略的意義は大きい」と喧伝し、さらに2026年までの5カ年計画期間に多くの偵察衛星を大洋同期軌道に高く配置し、衛星による情報収集能力を強化することを想定しているとのこと。さらには北朝鮮の宇宙開発法は「主体性と自立性の原則を堅持することを定めている。他国の技術に頼ることなく、国内の人材と自立経済の土台に基づき、自強力によって事業を進めるということだ」と嘯いている。北朝鮮が他国の技術に頼ることがなく、ミサイル開発ができるのか、また、自立経済の土台に基づき事業を進めると言っているが、慢性的な経済難の貧困国が事業を進めることができるのは、外国の企業や銀行などからの仮想通貨のハッキング(窃盗)によってのみ可能である。
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