日本を護る海保の装備を充実せよ!
『サザエさん』でもお馴染みだが、今は無くなったのが御用聞きという仕事。
インターネットでポチッとする現代とは違い、野菜や鮮魚などが届けられた大変重宝する仕組みだった。
今、その御用聞きの代わりのように【絶対に来てほしくない】のに来るのが中国の海警船。
昨年度の海保のデータでみると、
年間尖閣にくる日数は352日。
その数合計1282隻。
領海侵犯数129回!
国境を接する国同士ならとっくに戦争になっていても不思議ではないはずだが、何故か黙認の日本。
中国の不必要な御用聞き船は中国警察・通称海警。
対応する「用は無い、帰れ!」という家主が日本では海保、海上保安庁だ。
その海保を管轄するのは国土交通省。
長く公明党が陣取っている大臣職で、忘れもしない「尖閣事件」で、日本はあっけなく中国へ英雄帰国させた。民主党政権下、前原誠二国交大臣だ。
現内閣では辛うじて副大臣に自民党を押し込んだ。
こんな状態で、台湾有事が囁かれる現在、国境の守りを公明党に任せてよいのだろうか?
尖閣こそ日本の「革新的領土」である。
海上保安庁は軍隊ではなく警察だといわれる。だから、装備も至って粗末、船も装甲が薄く、一発撃たれれば即沈んでしまう。ひたすらマイクで「日本の領海から出なさい!」というのが精いっぱいである。
おかしくはないか?
因みに警察の管轄は警察庁だが、管轄する省庁は無い。
担当するのは、国家公安委員会、特に委員長は大臣職にあたり、その権限が大きい。
だが、海保は警察のひとつと言われながら管轄は国土交通省だ。
ん?ん?
なんで国交省が担当?
国家公安委員会は??
海保は、寄る辺もない孤児状態??
国土交通省の下にあっても、独立もしていなければ、純然たる警察でもない。そのうえ、最大の危険を伴う国境警備に、武装もなく、徒手空拳で頑張っている。
せめて、厚い二枚装甲の船とマイクロフォン以外の「撃って良し状態」の武器保有、手厚い給与、これらが最低限の条件だと思わない?
海上保安庁に、もっと目を向けて欲しい。
せめて、パーティー券利権の半分でもいいから海保の装備に費やしてほしい。
中国では2012年から尖閣の天気予報を始めた。
天気予報は、「自国の天気」を予報する。領有権主張の何よりの証のひとつが天気予報だ。
一部の人々が、今日の尖閣天気を入れろ、と主張しているが、将にその通り。
海保の装備を充実、それが即実行できないなら、天気予報なら明日からでも可能だ。
政治家は、ヌルイ議論で時間とお金を費やすのではなく、さっさと天気予報を提案・即決したらどうか!と、シミジミ思う。
全党即決が可能なのは、LGBT法案で実証済みだ。
出来ないというのは、やる気がない証拠を思うしかない。