SUZUKI EN125-3F 30000kmインプレ
購入理由
・安いから
新車20万円かつファミリーバイク特約の125ccは激安
燃費は45km/Lで最強
メンテナンスもオイル交換、チェーン注油くらいしかしてないけど
30000kmまで重大トラブルなし
用途
通勤
通学
ロングツーリング(関東から北海道、四国、九州まで)
と・・・通勤・通学用だけど北は北海道、南は鹿児島まで行けちゃうバイク。(ENで沖縄に行ったことはない。でも多分行ける。)
壊れた箇所
クラッチワイヤー
ライト(転倒の衝撃)
これだけ。クラッチワイヤーは20000kmで切れたが、転倒した際にクラッチレバーが若干傾いていたことが原因だったと判明。交換後、切れる予兆なし。
クラッチワイヤーなど部品は購入店で取り寄せてもらえると思うが輸入するため半年くらい待つ場合もある(この手のバイク一番の難点)。中国通販サイトから激安で輸入できるため、可能であればストックしておくのが良い。
維持費(1年あたり)
3年前に購入したため、1年に10000km走るとして維持費を考える。
自賠責5年 (2800円)
任意保険 (10000円)
ガソリン@150円/L (33000円)
オイル交換4回 (3000円)
チェーン交換 (2000円)
タイヤ交換(20000円)
計 70000円
半分ガソリン。今高いから仕方ないけど、10000kmも走らないって人はもっと安い。
なにかトラブルがあった際にはさらに出費が増えるが、今年かかった費用はこのくらい。
使用感
基本的には良いことのほうが多く、かなり満足している。後述する疲れにくいというのはかなり大きい。
しかし、日常で使用している分、悪いところばかりに着目しがちという点には注意していただきたい。
良い点
・走行時に疲れにくい
シートが柔らかく、全くケツが痛くならない。サスペンションがフワフワで125ccにしては路面状況による疲れを感じにくい。さらに、クラッチがとても軽く、握力を使わないため手が痛くならない。(参考までに、125cc=クラッチワイヤーが軽いわけではない。YB125sp、XTZ125はかなり重い)1日で埼玉から中山道(もちろん下道)で京都まで行けちゃうバイク。
悪い点
・初期タイヤが酷い(重要)
路面が乾いていれば何の問題もないが、ウエットだとグリップ感皆無。ウエットないろは坂を走行中、カーブにおいて20kmで進入したところ転倒。すぐにダンロップに変えたところ一度も転倒なし。
・低速トルクがない
ライバルのYB125spなどと比較すると低速トルクがない。でもそのぶん回せばOK。単気筒のわりに吹け上りは良好。坂はかなり回さないとキツイ。
・ブレーキはあまり効かない
どのくらい効かないかというと、ロックしたことが一度もないくらい。でも速度出ない(頑張って100km/hくらい)からそこまで気にならない。
・オイルが汚くなるのが早い
2000~3000kmくらいで交換しているが、毎回真っ黒。同じエンジンのGN125等も汚くなるのが早いらしい。
・ハッピーメーター
初期タイヤの場合、+10km/hくらいで表示される。16インチに変えたところ、完璧に改善された。
しかし、16インチに変えてからかはわからないが、ODOメーター、トリップメーターが実際の走行距離よりも1割ほど少なく表示されていることに気づいた。つまり、30000kmインプレッションと書いてあるが、実際には33000kmくらい走っている。
まとめ
新車20万かつ維持費70000円で北海道から九州まで行けちゃうならサイコーすぎる・・・最強の旅バイクであり、最強の通勤バイクである。
当分手放すことはないだろう。