お役所で本当にあった話(退職後の社会保険について)
ご存じかだろうが、税金や社会保険料は前年の所得で決まる。
だから、退職して無職になると支払いが大変ってことも起こる。
もちろん、それは仕方のないこと。
働き出した最初の年は少ないので来年を見越して貯めるなりしていれば良いし、支払うこと自体おかしなことではない。
とはいえ、退職した直後はキツイ
なので、お役所さんに相談したことがある。
これは社会保険の案件。
最初に当たった担当者さんはこうだった。
【無理です。当たり前でしょ?支払う義務ですからね!】
では、借金してでも支払うしか…
【そんなことは言ってませんがこれは義務ですからね!!期限までにきっちり支払わないと許しません!!】
実質借金でもしろってことじゃないか・・
悲しかったので、その場を離れてその顛末を友人に話したところ
確かに義務だけれども
分割とか相談には乗ってくれるはず
おかしいよ?
分割提案もなかったん??
分割無理ですか?って
もう一度聞いてみ?
気乗りしなかったが再び、市役所へ。
違う担当者さんだったので、前に来たことを話し、その時の内容を告げると
【大丈夫ですよー。まず減額の措置があるので…】
と、計算し直してくれました。
あれ?ちょっと安くなるんですね!!…でも、今は払えなくて
と、伝えてみると
【2年間で分割もできます。もしこのまま今年が無職だと来年の支払いは少なくなりますからそこにプラスしてお支払いそれでなんとかやりくりできますか?】
と優しく説明してくれた。
この時の私の心の叫び。
あるんやん!!!
できるんやん!!!
何や前の担当者!!!
って思っていたら、前の担当者が たまたま通りすがってやってきて
【これで、払えへんからったら役所は承知せーへんで。承知せーへんで。よう聞いてや、承知せーへんからな。】
前の担当者が念仏のようにぶつぶつと唱えてた。
(いや、方法あるのに提示しなかったしそれを後輩?にされてマウンティング?それ、あかんやつやろ!!)
という心の声は自制したけれど、もし、友人がおかしいからもう一度行ってとアドバイスしてくれていなかったら?
担当者によって違うって…ギャンブルやん、ルーレットやん
なので、何度でも伝えたい。
お役所の人、きちんとしてる人が多い。
だから、申し訳ないけれど。
1回目で無理です、ダメですの時は本当かどうか調べてみるとかして再び相談にいくようにした方がいい。
たまたま、相手が悪かったこともある。
あって欲しくないけれど、あるんだ、実際、人間だもの。
税金や社会保険は支払い義務がある。
あるからこそ、無理なく支払えるように力になってくれるのが本来のお役所の在り方であってほしい。
そんな願いを込めて書いて残しておこうと思った。