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【システム導入備忘録】2025年2月13日 ユーザ受入テスト
本日も、10日(月)に続き今夏にシステム導入を予定しているプロジェクトで受入テストを実施するため、東京へ移動です。
受入テストは順調に進んでいるか
今日で受入テスト4日目となりますが、今のところ順調にテストを消化して、ユーザから要望・課題・不具合が出てきています。
今回のプロジェクトで順調にテストが消化できている要因に下記があげられます。
受入テストが順調に消化できている要因
システムの品質
当たり前なことですが、受入テスト開始前に導入ベンダーのテスト結果を確認して、品質が担保されていることを確認しています。
確認する内容は、
テストは十分実施されているか(テストの数)?
テストの質は良いか(不具合の数)?
バグの内容は適切か(不具合の種類)?
です。
ユーザがテスト結果の確認を怠る、導入ベンダーがテスト結果を報告しないといった状態で受入テストを開始すると、バグが出たためテストができない、他のテストをやろうとしてもそのテストでもバグが出たためテストが進まないとなってしまい、受入テスト自体が中断となってしまいます。
テスト前の準備
テスト実施前にテストシナリオとテスト用データを導入ベンダーに共有しています。
ユーザがテストを実施する時に1番困るのがテストデータの準備です。受入テスト開始後にテストデータの準備に1週間、長い時は1カ月かかってしまったということも、システム導入プロジェクトではよくある話です。また、不具合がユーザが準備したテストデータが原因で実は不具合ではなかったということもあります。
今回のプロジェクトは、現行システムからの再構築となるため、現行システムのデータを導入ベンダーに渡して、新システムのテストデータを導入ベンダーに準備してもらうことで、スムーズに受入テストが開始できました。
また、テストシナリオも事前に共有していたので、導入ベンダーは事前にテスト内容の確認もしていたようです。
導入ベンダーの協力
最後は、システムのオペレーション(操作)になります。
ユーザ受入テストなので、テストの操作はユーザが実施するのが当たり前なのですが、ユーザに新システムを使いこなせる人は誰一人いません。ユーザの目的は、テストを進めるであって操作を覚えることではありません。操作を覚えるのは、テストを進めて新システムの操作感をある程度理解してからのほうが効率が良いです。
テストデータと同様に不具合の原因がユーザの操作ミスということもあります。
そのため、ユーザがテストシナリオや業務内容を口頭で説明して、導入ベンダーがシステムの操作をするといった進め方にして、操作につまづいてテストの進みが遅くれることを防いでいます。
では、行ってきます。
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