【倒産後記12 人間万事塞翁が馬】
今から5年前、まさか100年以上やってきた会社が倒産して、自分も破産するなどとは夢にも思わなかった。
職業柄、連休も取れないし土日は稼ぎ時。旅行も学生時代に少し行った程度で、友達のみやげ話を聞いて羨ましく思うだけ。
本を読んだり映画を観るのが好きで、｢本とか出す人ってスゲェ！」と別世界の人だと思っていた私だが……。
☂️倒産で裁判所に払う破産処理費用が1,000万円と聞いて絶句(@_@)
手持ち資金ゼロ！
☀️見かねた仲間たちがクラファンで処理費用を集めてくれた
☂️人生最悪の日｢第一回債権者集会」
☀️参加者わずか、最後は債権者から拍手でエールを贈られる🙏🏻
金融機関以外の8割が債権放棄を申し出る
☂️しかし倒産＋自己破産＋一文無し
会社が倒産して少しした頃、業界雑誌の編集者から｢取材をしたい」との連絡
☁️東京へ出向き、倒産の顛末を話す
☀️なんと最新号で自分の似顔絵が表紙になって発売(特集記事)され、業界の話題になる
☁️前から日記(雑記帳)を付けていたので、自費出版でもしようか？でもそんな資金は無い💧
☀️編集長｢その原稿を見せてください」→最初だけ見せる→｢面白い！」→｢他社に声を掛けてないか？」→｢全部見せる」→2週間待つ→商業出版決定！
☁️私｢ぶっ◯すリストを消したくない！」→編集者｢それがこの本のキモです 笑」
☀️初版本｢こうして店は潰れた」発売。増刷6刷のヒットになる。(こんなタイトルつけるか？編集部) しばらく印税で食い繋ぐ (笑)
☀️講演の依頼がたくさん来て、全国へ旅行する夢が叶う🙏🏻
☂️｢こうして店は潰れた」の出版社が潰れて、絶版となる(@_@)
☁️負けず嫌いの私は、他の出版社に｢同じ本を出して欲しい！」と依頼。｢加筆してビジネス本にするなら出す！」と出版社。
☀️初版からの出来事を3万字加筆して｢続・こうして店は潰れた」発刊！なんと結果2冊も出す著者となる (大爆笑)
⭐️私は今でも店があった故郷で暮らしている。そして、「note」で皆さんに思い出話を聞いていただける幸せ🙏🏻
(今ここ o(^▽^)o)
人間万事塞翁が馬！
※ 写真は同じ場所から撮ったビフォーアフターです。
※最後までお読み頂きありがとうございます！
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【私はこんな人間です】