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“やまとことば”の世界へ──占い師になるなんて思ってもみなかった私の自己紹介
はじめまして。山佐知毘古(やまさちひこ)と申します。
まさか自分が占い師(やまとことば姓名鑑定師)になるとは、夢にも思っていませんでした。
もともとは会計関係の、いわゆる「堅い仕事」をしていましたが、30代前半で「もう少し華やかな人生を送ろう」と思い、転職。その後は独立し、個人事業として約10年ほど、事業の企画・開発などを手がけてきました。
私自身は「大した行動力はないほうだ」と思っています。それでも周囲の方々に刺激をいただいたり、興味を持ったことを学んだり関わったりしているうちに、少しずつ人生が動いてきたと感じています。
現在、子どもが3人おりまして、まだまだがんばって働かなければならない身です。決して「悟りを開いて余生はのんびり姓名鑑定でも……」というわけではありません(笑)。
さて、このアカウントは「やまとことば姓名鑑定」のキャラクター「たまちゃん」に、やまとことばや姓名鑑定にまつわる学びや情報を語ってもらうスタイルですが、まずは運営者である私の自己紹介をさせていただきます。
前述のとおり、私はもともと会計関係の仕事をしていました。その後、食と農をつなぐベンチャー企業で経営のお手伝いをし、独立後は事業や商品・サービスの企画・開発を中心に、趣味でもあるカメラを活かした映像制作なども行ってきました。
仕事で日本各地を飛び回る機会が多く、47都道府県はもちろん、10数カ国を訪問してきました。地域に根づく文化や人との出会いを通じて、日本文化の豊かさを改めて実感し続けています。
そうした仕事を続けるうちに、「日本人の精神性の源流はどこにあるのだろう?」という問いが生まれました。そこで約4〜5年前から、年中行事や季節の暮らしに息づく日本文化を探求し始めたのですが、その道で出会ったのが「やまとことば」でした。
「これこそが日本人の精神性の本源かもしれない!」と思った私は、その時に読んで感動した書籍『縄文の言霊』の著者・林英臣先生にご縁をいただき、師事して学びを深めることになりました。
やまとことばは、一音一音に意味やイメージを持つのが特徴です。まずは古事記の冒頭に描かれた世界観をやまとことばで読み解くことから始まり、さらに姓名の一音一音に宿る「音霊」を探る姓名鑑定の手法を学び、研鑽を積んできました。
そして今、やまとことば神話「古事記」の語り部を養成していく活動とともに、「やまとことば姓名鑑定」を始めることにしました。混迷の時代だからこそ、日本に生まれ育った私たちが“この世界の中でどう生きるか”を考え、自分なりの使命を感じながら地に足のついた生き方をするのが大切だと思うのです。
やまとことば姓名鑑定は、「姓名」に秘められた天性や使命を読み解き、眠っている力を引き出す姓名鑑定です。日本は神話や信仰、民族、そして言語が一貫して続いてきた珍しい国ですが、その底流にあるのが「やまとことば」。このやまとことばを通じて、多くの方が日本人としての感性を呼び覚まし、自分の天分や使命を感じながら豊かで充実した人生を歩むきっかけをつくる――それこそが、私の使命だと思っています。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
普段は日本酒やコーヒーが好きで、ぐい呑みを少し集めながら、三児の父として奮闘しています。どうぞよろしくお願いします。
(※次回からは、「たまちゃん」が登場する予定です!)