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「大学、辞めました(どや)」言うとる人はとりあえず読みなさい。【Day13】

大学、辞めました(どや)

大学中退をドヤ顔で語る若者について、考えていたことを発信してみたところ、多くの反響をいただきました。

なので、この記事では皆さんの思考と合わせて、集合知として「大学、辞めました(どや)」についての考察を深めて参ります。

まずは、きっかけとなった一連のツイート。



大学辞めました(どや)

みたいなツイートが散見されますが、大卒という錯覚資産はまだまだ価値があります。

残念ながら、ツイッター村の外(特に地方)では大卒かどうかを重んじる傾向は強く、相当な行動力がないと大卒に匹敵する資産は手に入れられないかと。

結論
辞めたなら、本気で頑張れ!


大学を辞めること自体は否定しません。

ただ、それは何かと覚悟が必要な選択ではあるとお伝えしたい。

ぼくは大学を卒業後、友人たちが世界規模の有名な会社に就職していく中、あえて地方のベンチャー企業を選びました。

もちろん面白みは十二分にありますが、大手でないことのハンデもある。


社会は「大卒」や「元リク」など、あなたの所属していたコミュニティから個人としての実力を予測します。

そういう意味では優秀というイメージを与えられる肩書きは、錯覚資産として使える便利な武器の一つです。

もちろん、本質的に肩書きだけでは不十分ですが、実力だけでも不十分なのです。


だから、大学を辞めたからには「大卒」以外の実績を積み上げて、社会に価値を感じてもらえるようになる必要があります。

それは大手に就職せず、ベンチャー企業にて複業しながら働いているぼくもそうです。

乗る神輿を自分自身でつくりあげる同志たちよ、一緒に頑張ろう。

応援している。やで。


以上のツイートしてみたところ、多くの方から反響をいただきました。



中でも、多才家・さいさんによる「大学の辞め方」に関する考察は興味深かったです。

次につなげる人の辞め方と、闇雲にレールから降りてしまう辞め方。



しかし、反論として「あえて退路を断つことで自分自身を追い込み、頑張るエネルギーをつくる」といった意見もありました。



個人的には、わざわざ不必要なリスクを背負うことはしたくありません。

ましてや後輩たちにも、オススメもしません。

ただ、こればかりはそれぞれの人生観で「何を楽しいと思うか」でもあると思いますので、ギャンブラー気質の方はどうぞご自由に。



そして、議論はやがて「大学を辞める」という文脈は仕事にも通ずるのではないかという話に発展。



えさきまりなさんのおっしゃる通り「とりあえず辞める」を選択してしまうと、次のステップへの踏み出しが遅れてしまう危険性は高い。

何かをするために辞める、といった前向きな動機ならまだしも「みんな辞めても大丈夫って言っているから」みたいな発想では先が思いやられる。


ぼく自身、新卒二年目のタイミングで一度だけ、自分の市場価値を探るべく、転職活動をしてみたことがあります。

そのときは(当たり前ながら)次のキャリアなんて定まっておらず、そのような状態ではどこへも進めないことを痛感しました。


今いる場所で、できることを最大限やったか。

それを常に心に問うことが、大切なのではないでしょうか。


大学しかり、会社しかり。

ぼくは人生かけて、問い続けることになりそうです。



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