約束を守れない自分を、いつまでも守っていられない。
守れなかった約束の一つや二つ、誰しもがあると思います。
※ 本投稿は、約束を守れない自分に嫌気が差した筆者による懺悔の記録である。
守れなかった、誰かとの約束。
「今度、一緒に映画を観に行こうよ」
うっかり忘れてしまった約束。
「記念日のディナーは予約してあるから」
仕事が忙しくて間に合わなかった約束。
守れなかった、自分との約束。
「毎日お風呂上がりは必ずストレッチをする」
三日坊主になった約束。
「もう恋なんてしない」
そう歌ってみるものの、すぐに前言撤回した約束。
諸刃の剣こと、約束。
約束は、背面跳びのバーに似ています。
飛び越えたい高さを自ら設定して、走り出す。
成功すれば、拍手喝采。
失敗すれば、自分の限界を思い知る。
守れた約束、守れなかった約束。
約束をちゃんと守れば、他人からの信頼が貯まり、自分にも自信が持てるようになります。
逆に、約束を守れないと、人々は次の約束を結んでくれず、自己嫌悪に陥る。
ぼくは今日までずっと、ある人との約束が胸に引っかかっていました。
軽はずみの約束。
それは、リーマンサバイバー(@ryysurvivor)さんとの約束でした。
今年の初めに、ぼくはこのような企画に当選しました。
リーマンサバイバーさんから、無料でツイッターのプロフィール添削を受けたのです。
彼から届いた数千文字に渡る添削は、自分自身の見せ方を改めて考え直す契機となりました。
そして、ぼくは以下のような約束をしました。
「感想を改めてノートで書かせていただきます。」
賞味期限切れの約束。
ぼくはすぐに、プロフィール添削の感想文を書き始めました。
しかし、その記事は執筆したものの、どこか完成度に満足できず、公開を迎えることなく月日は流れ、いつしか賞味期限が切れてしまったような気がした。
「今さら発表しても、もう遅い。」
そう思った途端、ぼくは約束を守れなくなってしまいました。
大人だもの、守るべき約束。
時間がどれだけ経てども、ぼくの頭の片隅にはずっと「あの守れなかった約束」がありました。
あのときの約束が気になって、仕方がない。
このままでは、次に進めない。
そう思い立ったぼくは、約束を守れなかった過去のダサい自分を受け入れて、苦虫を噛み潰したような表情でパソコンに再び向き合いました。
約束を、守るために。
守らない約束よりかは、守る約束。
リーマンサバイバーさんのプロフィール添削は、愛に溢れていました。
ぼくがツイッターを通じて、何を得たいのか。
目的をきちんとヒアリングしていただいた上で、的確かつ具体的なアドバイスをたくさん頂戴しました。
かといって、その助言を実行しろなどと言った高圧的な態度はなく、あくまでもぼくの意志を尊重してくださる方でした。
今さらかもしれないけど、守りたい約束。
リーマンサバイバーさん
その節は大変お世話になりました。
遅ればせながら、改めて、感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
最後に、約束を守ることが遅くなってしまった若造を、どうかお許しください。
YAMATO
信頼は守った約束の集合体、という世の約束。
ぼくらの信頼は、守ってきた約束が蓄積する形で大きくなる気がする。
約束を守らなければ、その信頼の山は簡単に崩れるだろうし、約束を守り続ければ、着実に高さは増していく。
「やります。」
ひょんな約束な積み重ね。
単純なようで、実は一番難しいことなのかもしれません。
ようやく肩の荷が一つ降りた、筆者より。
最後に、お約束。
器の大きいリーマンサバイバーさんのアカウントはこちら。
フォローしておくと、面白い企画に巡り会えるかもしれません。
やで。
サポートいただき、誠にありがとうございます! こころ着火マンとして、これからも人々の心に火を灯せるよう邁進します。 『いつ死んでも後悔のない生き方を』 「普通」という呪縛が支配する母国・日本で奮闘する、七転び八起きの帰国子女の物語。 今後とも何卒よろしくお願いします!!