【#台風19号】屋根が崩れ落ちたけど、なんやかんや幸せを感じた話。
2019年10月12日(土)猛威を振るった台風19号の影響で、我が家の屋根が崩落しました。
語弊があるかもしれませんが、紛れもなく立派に被災している中で、不思議と心は悲しみや後悔の感情よりも幸せに溢れています。
この度は、自宅の屋根が崩れ落ちたけれど、なんやかんや幸せを感じられた三つの理由をまとめさせていただきます。
万全の準備をしていた
この度の台風19号で、何らかの被害が出ることは想定の範囲内でした。
我が家は先月の台風15号の時点で雨漏りを経験していたので、今回はよりひどいこと(さすがに屋根が崩れ落ちるとは思っていませんでした)が起こりうる準備をしておりました。
※先月(2019年9月9日)のツイート
心の準備ができていると、人は焦りません。
むしろ、台風19号(またの名をハギビス)という海外の大御所を自宅に招くような感覚で「かかってこい」と戦闘態勢を整えておりました。
定刻通り、ハギビスは我が家に到着し、命を奪わない程度に暴れては去ってくださったので、前回の台風15号(またの名をファクサイ)よりも上手にもてなせた嬉しさがありました。
余談ですが、台風に名前が付くと一気に友達のような親近感を抱いてしまうのはぼくだけでしょうか。
結論
人は万全の準備ができていると、自分の備えがどれほど正確だったかを確かめる楽しさがある。
遊びに変えた
この度の雨漏りは特にひどく、こまめに水抜きをしないと屋根が落ちてきてしまいそう(最終的には落ちた)な状況でした。
なので、我が家では水抜きの作業を「室内で滝行ができる」と解釈を変えて、楽しむように心がけておりました。
その様子を友人たちに実況(シェア)することで、少しでも明るく台風を乗り越えようと努めた次第です。
屋根の破片が落ちてきたとき、最悪の事態を想定して(後ほど事故現場となった)部屋を捨てる決意を固めました。
自然の前では、人間は為す術もない。
なるがまま、現実を受け入れようと「Let it be」を歌って、寝室に別れを告げました。
個人的には「泣いても笑っても状況が変わらないのなら、笑っていた方がお得」だと考えています。
何事も捉え方を変えることで、マイナスにもプラスにも解釈できてしまうので、少しでもポジテイブな思考でいることを心がけました。
結論
「雨漏りしている」という現実は変えられないので、それを「友人たちに語れるネタにしよう」と解釈して、遊びに変えてしまえば面白くできる。
一人じゃなかった
一人でいると、何かと思考は後ろ向きになってしまいがちです。
この度の台風は幸いにも、婚約している彼女と、彼女の弟で迎え撃ちました。
なので、終始明るく、キャーキャー騒ぎながら乗り切ることができました。
こちらの動画を撮影する直前に屋根が崩れ落ち、天井から夜空を眺めることができた際には三人で大笑いしました。
一人で夜空を眺めたならば、おそらくお星様になりたくなっていたことでしょう。
さらには、多くの友人たちが励ましてくれました。
気持ちがふっと明るくなるような面白いやり取りも生まれたので、ツイッターで応援してくださった皆様には心から感謝申し上げます。
ぼくは一人じゃない、心の底からそう思えた夜でした。
結論
大変なときにこそ、日頃から寄り添ってくれる人々のありがたさを実感して、幸せになれる。
最後に
この度、台風19号の影響で被災された方々には心からお見舞い申しあげるとともに、復興に尽力されている皆様には安全に留意され、ご活躍されることをお祈りいたします。
自分自身は明るく振る舞っておりますが、それができるのは、自分を含め、身内の命が奪われることなく、台風を乗り越えられたからだと思います。
屋根が崩れ落ちる程度で済んだ、ぼくは不幸中の幸いだと考えています。
まだまだ笑えるような状態ではない方も、たくさんいらっしゃるかと存じます。
しかし、ぼくらは生きています。
生きていれば、なんとかなる。
ぼくはそう信じていますので、上を向いて、今は少し足を止めてもいいので、ともにこれからも歩き続けましょう。
追伸
もしも、少しでも、この記事を面白いと思っていただけた方は、シェアしていただければ幸いです。
先月の台風15号のときには、千葉県の被災状況が伝わりきらず、初期対応が遅れた印象がありました。
自分は屋根が崩れ落ちた程度の被害ですが、家屋が崩壊したり、停電や断水が続いている地域はたくさんあります。
千葉県の現実を、より多くの方に知っていただけるよう、ご協力いただければ幸いです。
また、ポルカを立ち上げました。
いただいた投げ銭は(おそらく保険が適用されるであろう)屋根の修理費以外のもの(壊れたベッドの新調やキッチンペーパーなど消耗品の補充)に充てさせていただきます。
注)有料エリアには、何もございません。
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サポートいただき、誠にありがとうございます! こころ着火マンとして、これからも人々の心に火を灯せるよう邁進します。 『いつ死んでも後悔のない生き方を』 「普通」という呪縛が支配する母国・日本で奮闘する、七転び八起きの帰国子女の物語。 今後とも何卒よろしくお願いします!!