【就職】とくにやりたい仕事がなかった僕が素敵な会社と出会えた方法
転職が盛んになりキャリアの悩みが多いこの時期。
就職活動に正解はなく、本人がどれだけ納得感を持った形で終えられるか。
誰しもが新たな環境への一歩に不安を覚えますが、僕もそのうちの1人です。
今回はちょっと変わった職歴の僕が新卒で入社した素敵な会社とどのように出会うことができたのか、就職活動時に大事にしているポイントや心構えをシェアしたいと思います。
就職活動が億劫になっている方、やりたい仕事が見つからない方などに有益な内容となれればとても嬉しいです。
簡単に職歴の紹介
大学3〜4年生まで東京のスタートアップにて業務委託契約でインターンをしていた僕は「この会社に入社したい!」という熱い想いだけで、その他の就職活動をしていませんでした。
しかし、その後事業が軌道に乗らず働くことはできず、行き先未定のまま大学を卒業しました。
詳しくは♯1の自己紹介記事でも書いていますので、よければ見てみてください。
卒業後、大事な新卒カードを捨ててしまった僕は就活エージェントに登録しました。
志望動機の書き方や適性試験対策などもサッパリだった僕には何がやりたい仕事なのかはわからなく、就職できる未来さえ全く見えませんでした。
大卒に空白の期間があるだけで圧倒的に不利な状況に立たされていたから。
結果として、アウトロー採用で特別に新卒入社させてもらえる素敵な会社と出会えたのですが、就活を進める中で試行錯誤し、圧倒的に不利な状況だった僕が就活成功に向けて大切だと感じたポイントを5つ紹介します。
ポイントその1
「正解」ではなく「最善」の道を選ぶのが就職活動だと受け入れる
まずは前提の心構えの話なので「そんなのわかってるよ!」という方もいるかもしれませんが、これを徹底すると就活を進める道中で無駄なことで悩む回数が段違いに減り、意思決定がハッキリします。
特に転職などはそうですが、興味のある会社の求人が出ていなかったり、他の求職者の数に変動があったり。
多くの変数がある中で進めなければいけないため、自身の実力や努力ではどうにもならないことが往々にしてあるわけです。
例え選考に落ちようが、ケロッと次に切り替える。
残されている多くの選択肢の中で最善だと思う就職活動を進めましょう。
ポイントその2
やりたい仕事がない時は会社の理念を深く掘る
求人票を見て自分が向いているか、業務内容が楽しそうかどうかを判断したり、待遇面ばかりに目を通してしまったり、このパターンは僕の周りを見ても後に不満が出て長く続かないケースが多いです。
もし仕事が楽しくなかったら?もし待遇が変わってしまったら?入社した理由を見失い辞めてしまうからです。
僕は新卒で広告代理店に入社したのですが、マーケティングの道に興味があったわけではありませんでした。
しかし、会社が大事にしている文化(詳しく言うと会社の中の人間が面接時に発している言葉や考え方)にとても居心地の良さを感じました。
また、理念に共感できたからこそ入社後に自然と仕事の楽しさにも気づいていきました。
やりたいことがなければ会社がどんな思想を大事にしているかは深く掘ってみてください。
まずは書類を応募して面接を受けてみる。
手を動かすことも大きなポイントだと思います。
面接の際に僕が実際に聞いていた質問としては、
・仕事の中でどんな時に喜びを感じるか?
・〇〇さんが入社した決め手は何か?
・〇〇さんが実際に入社してみて、他の会社と違うなと思うところはどんなところか?
この辺りの質問は社員の方に聞いておくとどんな考え方が浸透しているか知ることができます。
また、次の選考に進めた場合は質問した内容の整合性をとってみてください。
きっとその会社の理念が見えてくるはずです。
ポイントその3
選ばれる側でありながら選ぶ立場である
選ぶ側でありながら選ばれる立場である
会社というものは自分の代わりになるような人間は世間にいくらでもいます。
しかし、社内の人間を大事にしてくれるかどうかは入社後の働きやすさに大きく繋がります。
選考中のメールのやり取りや面接官の態度など、一人間として対応の仕方はよく観察していました。
就職活動は選ばれる立場だと囚われがちですが、あなたはこれからどこにでも行ける、所謂選ぶ立場でもあります。
しかし、同時に貴重な時間をいただいている立場でもあるので、もちろんこちらが上とか下とかいうわけではありません。
自分を大事にしてくれる会社かどうかは日々のやり取りできちんと見極めてみてください。
ポイントその4
選考時に会社訪問はするべき
当初広告代理店に入るつもりがなかった僕は、他にも別の広告会社や不動産会社の最終面接も受けました。
現在はリモートで面接を終える会社もあるなかで、対面での面接に加えて会社内の案内をお願いするべきだと思っています。
会社を訪問するのは多くのケースが最終面接かと思いますが、実際に自分の身で業務内容や雰囲気を見てみると「なんか違うかも‥」と感じた経験もありました。
自分の目で見て判断することをお勧めします。
ポイントその5
自分を取り繕って面接を受けない
これが最も就活成功の秘訣だと、自身の体験を通して感じています。
「よく見られたい」という感情が一定発生するのが通常ですが、なるべくフラットな自分で正直に面接を受けてみてください。
気になったところやモヤモヤしたところは勇気を出してしっかり聞いてみる。
採用側と求職者側のミスマッチは両者にとって良いことではないので、意外と答えてくれることも多いです。
給料、残業、社内の人間についてなど。
取り繕わないからこそ話に一貫性が出る。
嘘は意外とバレています。
向こうは何人と相手にしてきた採用担当です。
自分をよく見せようとしすぎず、なるべくありのままの状態で面接を受けてみるのも秘訣です。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
変わった職歴を歩んだだけに、就職活動時は苦労した人間でしたが、結果として素敵な会社に出会えたのは大きなターニングポイントだったので、しっかり言語化し皆様にありのままの言葉でシェアさせていただきました。
細かなテクニック面についての記事などは溢れていますが、これらのポイントは誰にでもできる内容でもあるため、少しでもあなたの人生のお役に立てると心から嬉しいです。
就職活動であなたの価値が決まることはありません。
企業との相性や運の要素も大きいのが事実です。
時に否定されたような気持ちにもなりますが、落ち込む必要はないので自信を持って次に進んでください。
僕が当時かけられたかった言葉を最後に皆さんへ送ります。
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