在家の法　第17号

★「幸福の法則（在家の法）」第１７号　 ＜間違った社会１１＞

　親愛なる読者の皆様へ大和武史が今日もスピリチュアルな話をお送りします。
　地獄というところがあるかないかという事ですが、この世に生きている人々には地獄があるといってもなかなか信じられないでしょうね。そんなものあるわけがないというのが常識だと思います。しかし、この常識は本当に正しいものでしょうか。

　多くの人々が信じているように、死んだら命がなくなるのならば、もちろん地獄など存在するはずがありません。しかし、生命の本質が私の言うようなエネルギーであったなら、話は全然違ってきます。エネルギーは化学変化の前後でも保存されるからです。ということは死という物理的な変化の前後においてもエネルギーの総量は必ず保存されるのです。ということは、死の前に生命というエネルギーが存在していたなら、死後も変わらずに存在しないと収支が合わないのです。

　人間は死んでも生命自体は消えないということですね。ならば、死後も生きているということであり、その人々を霊と呼ぶのです。霊は死後、霊界に生きているわけですが、霊界は霊の心の状態に応じた世界になっています。この世でも類は友を呼ぶというように、同類が集いますが、霊界においても同じです。同じような傾向の霊が集って生きています。

　すると、生前において過ちに生きていた人はどうなるのでしょうか。結果としては素晴らしい生き方をした人々とは心の波長が合わないわけですね。彼らとは類が違うので一緒に住めないわけです。だから、間違った人ばかりが集うわけです。この場を地獄というのです。

　人間は霊になると肉体の束縛から解放されます。そして、生前には他人の考えていることは分かりませんでしたが、霊はエネルギーであり、その思考はエネルギーの放射にあたり、周りへ思考エネルギーは放射されます。ですから、結果的に誰にでも自分の考えが分かってしまいます。自分の考えていることはガラス張りなのですね。隠し事などできません。

　それで、おかしな事を考えている人は指導者がやってきて、その間違いをこんこんと諭されて、自分の間違いを認めて、それを修正することを承知します。自分の間違いの修正のためにも地獄界はあるのです。

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