在家の法　第36号

★「幸福の法則（在家の法）」第３６号　 ＜生命の真実６＞

　親愛なる読者の皆様へ大和武史がスピリチュアルな話をお送りします。
　生命がエネルギー体であるということは肉体とは仮の姿であるという事に他なりません。私たちの肉体は生まれてから成長して、やがては衰えて老人になり、死んでいきますが、そしてこれは万人に適用される定めですが、この死とは肉体の死であって、生命そのものの死ではないのです。

　生命とはエネルギーがその本質であり、エネルギーは状態変化によっては消えることはありません。死という変化は単なる形態の変化であり、この世の物質世界からエネルギー世界への移行にしか過ぎないのです。生命そのものが消えてなくなるわけではないのです。だから、本当はそれほど悲しむことでもないのですね。死を。

　ただ、問題なのは死そのものではなく、死んだ後の待遇なのです。この世は生まれた環境で育ちます。お金持ちの家に生まれると裕福ですし、貧乏に生まれると貧困にあえぐでしょうが、でも、生活のレベルには差はありますが、一人一人には可能性がありますね。本当に実現するかどうかは別として、誰でも夢に向かって生きていくことはできます。

　しかし、エネルギーの世界では事情が違います。死んだ後、いわゆる天国と言われる世界と地獄といわれる世界に分かれなければならないのです。地獄という世界は貧乏な生活どころの騒ぎではありません。本当に阿鼻叫喚の戦慄の世界です。鬼に追われて殴り殺されたり、優しくしてくれる人など一人もいない冷たい、暗い、恐ろしい世界です。この地獄界へも行かねばならない人も相当数います。

　この人々は何故地獄へ行かなければならないかというと、そこへ波長が同通するからです。エネルギー体は純粋なエネルギーですから、作用反作用の法則が純粋に当てはまります。この世の生き方で間違った生き方をした人々は、その間違っていた生き方の作用によってそれに応じた反作用を受けねばならないのです。閻魔大王に裁かれるのではなく、自らの人生によって形成したエネルギー体の出す波長が荒々しい粗雑なものであるわけですね。だから、その波長と同じ世界へ共鳴してしまうわけです。引き寄せられるんですね。地獄へと。

恐ろしいことです。気を付けて下さい。

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