令和5年度の活動を振り返って
3月1日に市P連決算総会が行われ、本年度の活動報告及び収支決算の審議が行われ承認されました。併せて先日に広報紙も発行され市内の保護者みなさんに配布されました。本記事では、本年度の取り組み内容を振り返り、令和5年度の活動について総括したいと思います。
決算総会(2024年3月1日)
議案審議については、以下の議案について審議が行われ、すべての議案は、無事承認されました。
・令和5年度事業報告に関する件
→担当活動等の詳細 https://note.com/yamato_pta/n/n6fa0d74f72ba
・各委員会活動報告に関する件
→バレーボール担当、研修担当、広報担当の3委員会について(後述)
・令和5年度決算報告に関する件、会計監査報告
本年度はコロナの影が薄れつつある中、各委員会の活発な活動復活を目指し、精力的に取り組まれました。
また、問題となっている神奈川県PTA連絡協議会の不正会計についても経過の状況が共有されました。今年度に問題と向き合い社会に開示し、問題の深刻さを認識した上で再発防止に全力で取り組む姿勢を示すものであり、今後も透明性の高い運営と再発防止策の徹底によって、信頼回復に努めていく必要があると考えます。今回の問題を教訓として、市P連でも透明性の高い運営を心がけていくことが肝要になるでしょう。
活動1.バレーボール大会
11/3(金)大和スポーツセンターで行われたバレーボール大会について、広報紙やInstagramでもレポートしました。各ブロックごとに各校とも2試合ずつ対戦しましたが、順位を決めるものではなく、バレーボールを通じ交流を広げ楽しむことに重点を置いた大会。和やかな雰囲気ながらも、会場には応援の横断幕が掲げられ、どの試合も手に汗握る展開。チームワークで攻めるチーム、個人技で魅せるチームなど、それぞれの個性も光っていました。勝敗よりも、チームメイトと協力して1点を奪う喜びや、相手チームとの熱い戦いを共有することを享受し楽しみました。
活動の活性化だけでなく、地域の交流促進にも大きく貢献し、参加者からは、「久しぶりに楽しめた」「他の学校の保護者や先生方などと交流できてよかった」などの声が聞かれ、笑顔で互いを称え合い、4年ぶりのバレーボール大会の成功を喜び合いました。
この大会の準備から運営まで、市P連のバレーボール担当委員会が中心となり、事務局と各校のバレーボール委員等が主体となり行っています。
活動2.講演会
まず、大和市警察署交通第一課の山本貞吉 氏(警察官)から「正しい交通ルール講座」としてお話しいただき、会場参加者は交通安全の知識を再確認しました。おかっぱミユキさんのバルーンアートは、神奈川県警察のマスコットキャラクター「おおだこポリス4つのやくそく」を歌と踊りを交えて分かりやすく表現。今回のイベントを通して、楽しみながら交通安全と防犯意識を高めることができたようです。
4月から講演の企画内容を練り、講師の方との打ち合わせを経て、シナリオ作成からスケジュール調整、渉外対応まで、半年間かけて市P連の研修担当委員会が準備し開催しています。
活動3.広報活動
これまでは広報誌の発行が主な活動となっていましたが、本年度からSNSでの情報発信に取り組みました。
4ページまたは8ページほどの紙面で広報誌を作成し印刷して各校通じてご家庭にお届けしていました。これに毎年25~30万円ほど費用がかかっていました。予算総額の大きな割合を占めていたのが広報紙の印刷費でした。まずはかける費用の見直しをする必要がある、というのが委員会メンバーの総意でした。そこで、SNSの活用をしてみようと決めました。
SNSを利用するにあたっては、広報委員会でポリシーガイドラインの整備や運用ガイドラインを検討し、市P連の代表者会議へ提示したうえで、適した内容にブラッシュアップを重ねて、それに遵守することを心がけています。
また、近年重視される活動の透明性、情報の開示、実態の明示という観点からも、タイムリーな対応の一助になるように努めていいきたいと考えています。コンテンツを充実させ閲覧数を獲得していけるように、取り組みと働きかけを継続していきます。
今年度は主だった活動とSNS広報へのリンクQRコードを掲載した広報紙を配布配信することにしました。費用は17万5千円ほどかかりましたが、それでもだいぶ費用削減できました。
市P連広報委員会としては、チャレンジングなSNS活用スタートの本年度。まだ手探りな部分もありますが、活動の様子を発信し地域の皆さんと繋がり連携していくことや、アフターコロナ時勢の中で意識変化している児童生徒や保護者、教育現場を反映した市P連を目指す様子を伝えていきたいと考えています。
来年度の取り組み
先日「パートナーシップ宣誓制度に係る自治体間連携に関する協定」について締結式が実施されたことがニュースになっていました。
実はPTAでは以前から、和座海綾ブロック4市PTA全校交流会として、大和市(28学校)・座間市(17校)・海老名市(19校)・綾瀬市(15校)のPTA役員と神奈川県PTA役員からなるブロック会議を4月・6月・10 月・2月の年4回実施してきています。非会員対応やPTA活動の負荷低減などの課題や問題について議論し、各校の取り組みや活動について情報交換を行っています。パートナーシップに象徴されるように、地域連携する和座海綾ブロックの交流会が一層意義ある活動になっていくことが期待されるのではないでしょうか。
市P連でも、コロナ禍明けの活動再始動に向き合う中、体制の最適化や事務対応の効率化に取り組める部分があるのではないか、学校間の情報共有を深化推進していけるのではないか、資料をデジタル化し一元管理とアクセス制御をした方がいいのではないか、など活発に議論がなされています。
来年度は、こういった変革に取り組むための特別委員会の設置が予定されています。定例的活動に加えて これらの取り組みの様子についても、来年度はお伝えしていきたいと思います。
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