高すぎ!HomePod miniって必要なの?
こんにちは、ヤマトです。
今回はHomePod miniを実際に使ってみて感じたことを書いていきます。
ちなみに僕は2021年7月にHomePod miniのホワイトを購入しました。
結論から先に書かせていただきますと、
必要はないけれど、あると少し生活が豊かになるもの
だと思います。
他に欲しいものがあるならHomePod miniは後回しでも問題ないと思います。
HomePod miniってなに?
このようにApple用語辞典には書かれていますが、簡単に言えばスマートスピーカーです。
同じスマートスピーカーとして有名なのはアレクサやGoogle Homeでしょうか。
HomePod miniの特徴としてはWi-Fiに接続して操作をするという点です。
Air Play2という規格を利用して音楽を再生したりします。
これは簡単に言えば、音楽や動画の音声をWi-Fi経由で再生するというものです。
なので動画の音声をHomePod miniで再生するとき、最初にほんの数秒の遅延があります。
Bluetoothと違いWi-Fiを経由するため、最初に遅れを調節する必要があるためです。
HomePod miniのざっくりした感想
あくまで脇役、主役はiPhoneやiPad、Mac
HomePod miniで遊ぶことはできません。
Siriと会話はできますが、それで遊んでもすぐに飽きます(笑)
あくまでも私たちの生活を下支えする脇役です。
とても優秀なので名脇役と言っていいでしょう。
HomePod miniって何ができるの?(メリット)
Siri
まずはSiriです。
HomePod miniにはボタンなど存在しません。
上部はタッチパネルとなっていますが、音量の調整用に+とーの表記がある他には何もありません。
機能としても音量調節と音楽や動画の再生、一時停止、次へ、前へ、Siriの呼び出しくらいしかできません。
主な操作はSiriに頼むかiPhone(もしくは対応のiPad、Mac等の製品)で行います。
多くの方が重宝するのは天気を聞いたり、今日の予定を聞いたりといったところでしょうか。
またSiriは何かを聞かれるとインターネット検索をしてiPhoneでその結果を表示してくれます。
正直これをするよりは検索をした方が早いですが、ロマンはあります。
基本的にiPhoneなどに搭載されているSiriと同じですから、使い方や声のかけ方がわからないといった現象は発生しないと思います。
動画や映画のスピーカー
先ほど書いた通り最初に僅かな遅延は発生しますが、音ズレはしません。
音量はスピーカー上面の+とーのボタンで操作することができます。
0%〜100%まで細かく調節できるので、静かに見る場合にもちょうどいいですね。
またSiriに「Hey、Siri。音量を20%にして」などと声だけで操作することもできます。
操作方法はコントロールセンターからAirPlay2でHomePod miniを選択する必要があります。
わざわざこのような画面から切り替える必要はありますが、最初だけなので我慢しましょう。
音楽再生
音楽を再生することができます。
スピーカーだから当たり前ではあるんですけど、、、
Apple Musicにサブスクリプション登録しているとSiriに呼びかけるだけで音楽を再生することもできます。
またAirPodsシリーズでは未対応のロスレスオーディオにも対応しています。
あ、もちろん空間オーディオにも対応していますよ。
Apple Music以外のSpotifyやYouTube Musicなどのサービスを利用する場合は動画を再生するときと同じ手順でiPhoneもしくはAir Play2対応の端末が必要ですが、再生はできます。
ですが正直Apple Musicが1番便利だと思います。
ちなみにAppleはSiriを利用した音楽再生に力を入れていて、ボイスプランというのを展開しています。
通常月980円のApple Musicですが、ボイスプランは480円で利用することができます。
Siriを通じて声で操作をするので不自由なこともありますが、BGMとして聴くことの多い方なら不便はあまりないと思います。
ちなみに現在HomePod miniを含む特定の製品を買うと半年無料体験ができるそうです。
再生している音楽をiPhoneに素早く転送する
HomePod miniで音楽を再生している途中で出かけたりする場合、その続きを聴きながら出かけたいですよね。
逆に家に帰ってきたと同時に続きをそのままスピーカーで聴きたいということも多いと思います。
流石はAppleです、こういった動作も素早く行えます。
このようにiPhoneをHomePod mini上部に近づけると自動的に音楽を転送してくれます。
ちなみにこの機能はYouTubeなどの動画を見るときのスピーカーとして使いたいときにも使えます。
調子の良し悪しもありますが、基本的には素早く反応します。
一つ注意点としては意外と広範囲で反応してしまうという点です。
隣の部屋に行っても転送中の通知が来てしまったりもするので不便という方はオフにしてもいいかもしれませんね。
ステレオ再生(2台必要)
この機能は僕もまだ使ったことがありません。
正直かなり使ってみたいですが、僕の部屋の家具の配置上2台は使いにくいので買ってません。
なのでこの機能は一応あるんだよという紹介にとどめたいと思います。
この機能はHomePod miniを2台買って同じ部屋に配置してあげることでステレオスピーカーとして使えるという機能です。
1台でも真正面に置くとちゃんとステレオ再生はおろか空間オーディオ(Dolby Atmos)も使えます。
ですが映画を見たりするときには迫力は増すことでしょう。
映画館に行かずにiPadやMac、Apple TVで観る方には便利な機能かと思います。
果たして2台で使うとどれほど変わるのでしょうか、気になるところですね。
アラーム、タイマーを利用する
正直これはめちゃくちゃ便利です。
iPhoneのホームAppからも設定できますが、Siriに「3分測って」などと言えば測ってくれます。
僕はどうしても昼に眠くなった時に15分のタイマーをかけて寝ます。
声だけでサクッと操作ができるので、カップラーメンを作る時にも役立つことでしょう。
またアラームは自分の好きな曲を指定することもできます。
Apple Musicにサブスクリプション登録していることが条件ですが、あまりおすすめはできません。
なぜならその曲を普通に聴いた時に体がビクッとなるからです(笑)
最初にそんなこと考えずに設定して後から気がついた時には手遅れです。
僕はその曲は諦めて全てのアラームで使用することで被害の拡大を防いでいます。
この機能たちは目立って紹介されませんが、めちゃくちゃ便利です。
インターコム
これは僕も使ったことがないので軽く紹介という程度にしたいと思います。
この機能は家に2台以上HomePodを置いておくことで、1台のHomePodから他のHomePodでメッセージを再生させるという機能です。
例えばリビングと子供部屋に1つずつ置いておくと、ご飯ができた時にSiriにインターコムで知らせるように言うと話した内容を録音して瞬時に再生してくれるというものです。
簡単に言えば、声だけで内線電話をかけられるよということですね。
家電操作
スマートスピーカーといえばこれでしょ!とも言える機能ですよね。
家電操作をするためにはAppleが販売しているHomeKitという対応製品を購入する必要があります。
しかしどれも利便性よりもデザイン重視のため日常生活では少し微妙な製品ばかりです。
なのでSwitch Botなどの社外製品を組み合わせることで便利になります。
あらかじめ家電操作のためのショートカットを登録しておくことでSiriに頼むだけで家電を操作できます。
Switch Botであれば赤外線を利用する電子機器ならなんでも登録することができるので、照明、エアコン、扇風機、テレビなどをスマホで操作はもちろん、HomePod miniでも操作ができます。
これは便利ですが、ショートカットの名前を覚える必要があるので完璧な機能とは言い難いですが、慣れれば使える機能です。
デメリット
高い
これは誰しも一度は思うことでしょう。
例えばAmazonが開発、販売をしているEcho Dot(第3世代)はAmazonで五千円以下で購入することができます。
もちろん安ければ、高ければなんでも良いというのは違いますが、流石に1万円となると躊躇もしますよね。
僕も躊躇はしていました。
しかしいざ買ってみるとその値段に見合うだけの働きをしてくれます。
最初にも書きましたが、HomePod miniは主役ではありません。
あくまでも秘書のような脇役の存在です。
音楽を聴くことや天気を知ったり、家電を操作することは1日に何十回も行うことではありませんよね。
なので高いと躊躇しますが、その点において一切の妥協がなく、高いクオリティで生活を支えてくれます。
HomePodは発売当時3万円以上もして高かったですが、それに比べれば十分安く性能も満足いくものです。
置く場所が限られている
これはHomePod miniの特性上仕方ないのですが、まずHomePod miniはケーブルと一体化したデザインです。
つまりケーブルと本体は外れないんです。
そのためHomePod miniをコンセントから離れた場所に置くには延長コードなどを利用して電源を置きたい場所に持っていく必要があります。
さらに電池などで駆動は一切しないのでケーブルは必須です。
部屋で聞いていたけどキッチンに持って行くみたいなことは当然できません。
また、HomePod miniは電源から外れるとバグります。
基本的には再起動もiPhoneから行えるため、固定して使うものだと思ってください。
Bluetoothスピーカーのほとんどは持ち運びまでできますが、そのようなことはできないのでそういった使い方をしたい方にはHomePod miniをおすすめできません。
まとめ
総じてHomePod miniは必要ではありませんが、秘書として素晴らしい仕事をしてくれるので
なくても困らないけど、あると生活が豊かになる製品である
という結論を改めて書いておきます。
音楽や動画の再生に外部スピーカーは必要ではありませんし、同じ価格帯でより高音質なスピーカーはあります。
しかしそれ以上にSiriやiPhoneとの連携力で秘書としての役割をしっかりと果たしてくれます。
最初にも書きましたが、HomePod miniはなくても全然困りません。
一通りApple製品は揃っていて残るはHomePod miniだけだという状態になったら満を辞して買うと言った感じで十分です。
もちろん、家で動画、映画を大迫力で見たいという方などはApple製品が揃っていなくても買っていいとおもいます。
そう言った目的がなく、なんとなくスマートスピーカーが欲しいという方は先に買うものがあると思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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最後までお付き合いありがとうございました。