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みんなどうしてる?僕のBOSS RC-600の設定

こんにちは、ヤマトです。

今回はBOSSから2022年1月29日に発売されたRC-600の設定について書いてみたいと思います。

僕が購入したのは2022年の6月です。

もう購入から半年以上が経過していますが、いまだに設定方法に悩み続けています。

そんな僕の現在の設定について書いていきます。

おすすめの設定があればぜひ教えてください!

RC-600ってどんなの?

RC-600を買おうか迷っている方やよく知らない方のために軽くではありますが、製品紹介をさせていただきます。

RC-600は前述の通り、BOSSから2022年に販売されているループペダルです。

前作RC-300の後継機として登場してます。

RC-300からの大きな変更点としてはトラック数が3つから6つに増えたことでしょう。

またフットスイッチの数が増えて、全部で9つになりました。

そしてそのフットスイッチはMODEという形で3パターン設定をし、スイッチ一つで切り替えることができるため、実質27つものフットスイッチを搭載していると言っても過言ではないでしょう。

そしてその27にも及ぶスイッチそれぞれの機能を全てカスタムすることができます。

また音質面では16ビットから32ビットに増えたことで音質が向上しました。

そして地味ですが、インプットの数がステレオが1つとマイクが1つだったRC-300からステレオが2つとマイクが2つになりました。

さらにアウトプットもメイン、サブ合わせて6つに増え、トラックごとに出力を変更するいわゆるパラ出力にも対応しています。

その他エフェクターに関しても変更があったようですが、僕自身使うことが全くないので、書かないことにしておきます。

軽く説明しましたが、この記事で書きたいのはフットスイッチに機能を割り当てるときに、どこにどの機能を割り当てるのかについてです。

これは好みや演奏スタイル(立位or座位など)によって変わりますので、正解はありません。

この辺りが最新の製品といった感じがして面白いですね。

ちなみにフットスイッチは手では押しにくいので、ボイスパーカッションで使う方にはおすすめできません。

MIDIで接続して外部のスイッチからでも操作はできますが、そこまでしてRC-600にこだわる必要があるのか僕にはわからないので、言及は避けておきます。

僕のループペダル歴

僕は高校1年生の1月にRC-3を購入しました。2020年のことです。

その後FS-5Uを2つ購入しました。

これによりトラックの切り替えを足で行えるようになり、複数トラックを強引に作っていました。

ここでは深く書きませんが、あらかじめ重ねたバージョンを保存しておいて、実際のライブで呼び起こすということをしていました。

その後、物足りなくなってRC-300を購入しました。

これが2020年5月のことです。

そもそもエド・シーランに憧れてループペダルを買ったので、キーボードを繋ぐために小さいアナログミキサーも購入しました。

そして2022年6月にRC-600を購入したという感じです。

現在は2023年の1月ですから、もうループペダルを使い始めて3年が経ったということですね。

まぁそれは置いておいて、、、
僕のループペダル歴はこんな感じです。

僕の設定

僕がRC-600で最初に設定をするときに参考にしたのが、やはりエド・シーランが使っているループペダルです。

彼の使うループペダルは裏でパソコンに繋いでいるので、本体はただのリモコンに過ぎませんが、とても合理的です。

簡単に言えば、トラックが1〜4まであり、どのトラックにレコーディングするのか、どのトラックを再生するのかを選択した上で、まとめて再生・停止を行うというものです。

言葉では分かりにくいので、YouTube上の分かりやすい動画を貼っておきます。

この動画は本人がどこを踏んだのかをリアルタイムで図解してくれているので、参考になります。

僕はこれを参考にして設定しました。

ですがRC-600には複数トラックを選択して再生する機能がないので、MODE2に強引に入れています。

それを解決するために試行錯誤した結果、かなりシンプルになりました。

シンプルすぎて分かりにくいですが、慣れれば便利ですね。

MODE1

PEDAL 1:TRK 1 PLAY/STOP 2

PEDAL 2:TRK 2 PLAY/STOP 2

PEDAL 3:TRK 3 PLAY/STOP 2

PEDAL 4:TRK 4 PLAY/STOP 2

PEDAL 5:TRK 5 PLAY/STOP 2

PEDAL 6:LED

PEDAL 7:ALL CLEAR 1

PEDAL 8:MIC IN MUTE

PEDAL 9:PEDAL MODE

MODE2

PEDAL 1:LED

PEDAL 2:LED

PEDAL 3:LED

PEDAL 4:LED

PEDAL 5:LED

PEDAL 6:CUR.TRK CLEAR

PEDAL 7:ALL CREAR 1

PEDAL 8:MIC IN MUTE

PEDAL 9:PEDAL MODE

MODE3

PEDAL 1:TRK 1 REC/PLY 2

PEDAL 2:TRK 2 REC/PLY 2

PEDAL 3:TRK 3 REC/PLY 2

PEDAL 4:TRK 4 REC/PLY 2

PEDAL 5:TRK 15REC/PLY 2

PEDAL 6:CUR.TRK CLEAR

PEDAL 7:ALL CREAR 1

PEDAL 8:MIC IN MUTE

PEDAL 9:PEDAL MODE

CTL/EXP

CTL 1:OFF

CTL 2:ALL START/STOP 2

ASSIGN

ASSIGN 1
 SOURCE:CTL 1
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 1 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 2
 SOURCE:CTL 1
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 2 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 3
 SOURCE:PEDAL 1 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 1 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 4
 SOURCE:PEDAL 1 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 3 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 5
 SOURCE:PEDAL 2 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 1 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 6
 SOURCE:PEDAL 2 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 2 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 7
 SOURCE:PEDAL 2 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 3 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 8
 SOURCE:PEDAL 3 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 1 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 9
 SOURCE:PEDAL 3 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 3 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 10
 SOURCE:PEDAL 3 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 4 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 11
 SOURCE:PEDAL 4 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 1 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 12
 SOURCE:PEDAL 4 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 2 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 13
 SOURCE:PEDAL 4 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 3 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

ASSIGN 14
 SOURCE:PEDAL 4 MODE 2
 MODE:MOMENT
 ACT.LO:0
 ACT.HI:127
 TARGET:TRK 4 PLAY/STOP
 MIN:OFF
 MAX:ON

解説

この設定にしたときの使い方について解説していきたいと思います。

僕が実際に演奏している映像をご覧ください。

編集でリアルタイムで僕の足元が見えるようになっています。

まず前提として僕自身は5トラックしか使っていません。

そのためフットスイッチが余っています。

例えばMODE 2のPEDAL 6などのようになくても困らない機能を割り当てたりしています。

それ以外は全て使うものだと思って読んでいただければと思います。

固定スイッチ

僕はどのMODEに切り替えても機能が変わらないスイッチが3つあります。

それはPEDAL 7、8、9です。

これらはそれぞれ、ALL CLEAR(全消し)、マイクミュート切り替え、MODE切り替えが割り当てられています。

この3つのスイッチは奥にあるため、押しにくいです。

なので演奏中にはあまり使わない機能を割り当てています。

フットスイッチ

フットスイッチはFS-5Uを2つ繋いでいます。

1つ目のフットスイッチにはトラック1と2の同時再生・停止切り替えが割り当てられています。

そのため全てのトラックが停止されている状態から1と2だけを同時に再生することができます。

2つ目のフットスイッチにはALL START/ALL STOPが割り当てられています。

そのため録音されている全てのトラックを再生、もしくは再生されている全てのトラックを停止を行うことができます。

MODE 1

このページは演奏中に使うために設定されています。

PEDAL 1〜5はそれぞれトラック1〜5の再生・停止の切り替えのみが割り当てられています。

それにより演奏中にトラックを個別に操作することができます。

これは演奏に抑揚をつけることを得意とする複数トラックを搭載したループペダルの良さを引き出すという狙いがあります。

PEDAL 6は完全に余ってしまっているので、LEDを割り当てていますが、この後解説するMODE 3との区別のためという目的もあります。

MODE 2

このページも演奏中に使うために設定されています。

PEDAL 1〜4に複数トラックの再生・停止を同時に切り替えることができるように設定されています。

この設定はASSIGNで割り当てています。

PEDAL 1を踏むとトラック1と3の、
PEDAL 2を踏むとトラック1と2と3の、
PEDAL 3を踏むとトラック1と3と4の、
PEDAL 4を踏むとトラック1と2と3と4の
再生・停止が切り替わります。

MODE 3

このページはレコーディングのためのページです。

特に最初に使うことが多いですが、演奏中にオーバーダブする際も使います。

このページはMODE 1のレコーディング版と考えていただければ大丈夫です。

ただレコーディングを割り当てる関係上、停止はできません。

まとめ

以上が僕の設定です。

今後も更新されるかもしれませんが、現状この設定がシンプルで扱いやすいと思っています。

もし複数トラックを同時に選択して再生・停止を切り替える機能があれば、すぐにでも設定するのですが、そのようなアップデートは入っていないようです。

RC-600はコンピュータです。

パソコンに繋いで情報を見てみたところ、16GBのストレージを積んでおり、フォルダが存在し、レコーディングしたデータを保存しているようです。

そのためバグが発生することもないとは言えません。

ですが、アップデートをパソコン経由で行うことで機能を増やすことができたりと柔軟性が非常に高いです。

アナログからデジタルに変わっている最たる例かもしれませんね。

RC-600の設定は難しい上に、説明書が驚くほど薄いです。

なのでこの記事が少しでもお役に立てればと思います。

またもしこんな機能便利かもという情報があればぜひコメントにお願いします。

YouTubeで図解した動画もあげていますので、そちらもよければご覧ください。

かなり編集頑張ってますので、見てくれると僕が喜びます笑

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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