ギタリスト1年目の教科書〜チョーキング(ベンド/ベンディング)の練習方法~
こんにちは、ギタリストのYamatoです。
2021年最初の「ギタリスト1年目の教科書」でございます。
今回は前回の宣言通りチョーキング(ベンディング)の練習フレーズをご紹介していきたいと思いますので、歌の様に滑らかで正確な音程変化が出来るように頑張って練習していきましょう!
チョーキング(英: bending)とは弦を弾いた後に押弦している指で弦を押し上げ、無段階に音の高さを変えるギターの演奏技法である。ただし、英語表現では「ピッチベンド」という意味でベンディングと呼ばれ、「絞める」という意味のチョーキングという言葉は使われない。この言葉が用いられるのは日本のみである。
(wikipediaより引用)
https://twitter.com/※前回の記事はこちら
・EX-1
どうしてもシンプルかつ連続したチョーキングともなると、ブルースやロックンロール的なフレーズになってしまいます。
逆を言えば上記の様な連続してチョーキングフレーズが出来ないと、シンプルなセッションの時に困ってしまうので、この様なオーソドックスなフレーズもすぐ弾けるように習得しましょう!
ちなみにこちらのフレーズみたいなリズムですが、1年目ギタリストの方には音価を読むのが大変だと思いますが、実はバッキングギターのアクセントのタイミングでチョーキングを行っているので、バッキングギターにも注意を払うとスムーズに弾けると思います。
・EX-2
こちらは実践的なフレーズではなく、瞬時に目標の音程までチョーキングする練習フレーズです。
1・2・5・6小節は半音チョーキング(フレット1個分の音程)、3・4・7・8小節は1音/全音チョーキング(フレット2個分の音程)となっております。
どういった練習方法かといいますと、例としてまず1小節目の1拍目に2弦15フレット(レ/D)の音を弾いて音程を確認し、次の2拍目は2弦14フレット(ド#/C#)の音を弾いたとほぼ同時に半音チョーキングを行い、さっき鳴らした15フレット(レ/D)の音程にしっかり合わせる。というのを繰り返す練習です。
この練習方法はチョーキングしていない(2弦15フレットや2弦17フレット)の音が断続的に鳴っているように聞こえれば、チョーキングマスターと言ってもいいくらい正確なチョーキング技術を身につけることができます。
私が初心者の頃は「チューナーを使って正確な音程を見ながら練習しましょう!」的な練習を見聞きしたり実際に行っていましたが、この方法だと視覚的情報でチョーキングをする癖がついてしまい、いざチューナーなしで弾こうとすると、まあまあ音痴なチョーキングになってしまいます…
そのため視覚情報やチョーキングする力の入れ具合では無く、実際に耳で音程を聞き取りながら練習することをお勧めいたします。
・最後に
チョーキングは歌と同じで無段階で音程が変化していくので、人それぞれの個性というものが出やすいテクニックです。
また無段階で音程を変化させるという点で、正確な音程が取れていなかったりリズムが不安定だとこれまた歌と同じで音痴な印象になってしまいます…
人それぞれの表現方法や味と言った言葉を間違えて解釈して「これが俺のチョーキングだぜ!!」とドヤ顔で音痴なチョーキングをしても、「あ、こいつはジャイアン(剛田武)みたいなギタリストなんだな」と思われてしまうので、まずはしっかりとした音程を瞬時にチョーキングできるようになってから、タメ具合を研究することをお勧めいたします(超絶自戒の念)。
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2021年1月現在、私はオンラインレッスン&スクールでのレッスンを行っておりますが今年からはスタジオでの対面レッスンも開始いたしました!!
「オンラインではせっかくのレッスンだからどうやって弾いてるのか実際に間近で見てみたい」という方や、ビデオ通話で生じるタイムラグや機材の導入問題で今まで悩んでいた方にご利用いただければ幸いです。
※私はもちろんの事、レッスンを行う施設もきちんと感染症対策を取っている場所での実施となります。
現状で個人で実施しているレッスン料金はこちらをご参照ください。
wixの支払い機能や予約機能がどんな具合で利用できるかまだ未知数なので、もしお支払いをしてもレッスン日について案内が無い場合は、お手数ですがご連絡下さい…
※一応wixからくる通知はすぐ見れるように設定はしているのですが、まだちゃんと機能しているのか不明なため。
それと「こいつのレッスンだと不安だな…」とお考えの方は、小林信一さんが運営しているONLINE MUSIC DOJO内で、私も所属している全国ONLINE GUITAR LESSONには様々な先生がいらっしゃるので、気になる先生を探してみるのも良いかと思います。
2020年10月から、Twitterにてフレーズリレーという企画が開催されたので、「#MusicDOJO #ギター講師リレー #StayGuitarHome 」で検索していただけると各先生の特色が分かるかと思いますので、ぜひ一度検索してみて下さい!