ギタリスト1年目の教科書〜ギターソロの練習方法その②~
こんにちは、ギタリストのYamatoです。
前回は「ギタリストの特権として自分のわがままを押し通すためにギターソロを弾く」という周りのミュージシャンからしたらえらい迷惑な考え(?)を露呈したのですが、ギタリスト以外でも楽器演奏者はソロが弾けた方が楽しい気持ちになると思うのでそういう事ですw
そんな感じで今回もペンタトニック・スケールを使って、ロック/ブルース系のセッションでも使いまわしのきく、実用的な練習方法です。
※前回はkey=Aマイナーでしたが、今回はkey=Eマイナーとギタリストの使いやすいkeyばかりとなっています!
・EX-1
所謂『ラン奏法』と呼ばれる同じフレーズを繰り返し行う奏法です。
※最近ラン奏法って呼称を見聞きしないので、別の言い方になっているのかも???
チョーキングの練習方法でもご紹介したフレーズに、音数をプラスしている感じのフレーズなので、ソロっぽいフレーズでチョーキングのピッチ(音程)を取る練習にも使えるので、古今東西使いまわされているようなフレーズですが、それだけ汎用性を含む「信頼と実績」を誇るフレーズなので、しっかりとご自身の引き出しフレーズに仕立て上げましょう!
一応私個人的に、最後4小節目の
①1音チョーキングをしてスタッカート(音をピタッと止めること)。
②↑のスタッカートで止めた時の音程から音程を14fに戻してスタッカート。
この2点を含む「1小節内たったの4音」しかないのに、人によってかなりバラつき(個性的な意味)があるので、ご自身の一番しっくりくるような理想の4音を弾けるように練習してみましょう!
・EX-2
先ほどのEX-1と使っているポジションはほぼ同じですが、こちらも最後の4小節目に「フラット5(ブルーノート)」が追加されているのが特徴です。
ブルーノートとかペンタトニックとか、スケール的な座学記事も書かねばと思っているので、出来るだけ近い内に『1年目の教科書』『雑コラ』『ギタリスト向けの音楽理論』のどれかで書こうとしていますので、その辺りは追々で…w
ちなみにこのフレーズのテンポを+100すると(BPM=175)、80年代ギターヒーロー感があったり、4小節目は特にキコ・ルーレイロ感をにおわせているので、ぜひともそのくらいの速度を目指して練習してみましょう!
もちろん超高速な速度が出なくても、ある程度の速度が出せるようになると、「リハスタで仲間内セッション!」みたいな時でも活躍するであろうフレーズなので、こちらも引き出しフレーズにしていきましょう!
・最後に
記事内でも書いてましたが、今後少し放置していた「スケール」についてもさわり程度(少なくとも出てきたスケール)はご紹介しようと思いますので、その記事が公開される前に、前回と今回のフレーズが弾けるようになると、理解度が高まりやすいと思うので、皆さんの習得速度が速いか私の執筆速度が速いかのチキンレースの様な状況に追い込むことで、提出物をしっかりするスタンスですw
スケールはもちろん、理論的な事は先にやるよりも【フレーズを弾けるようになってから、後々「あ、これってこういう事だったんだね」と気付いた方が絶対身に付きやすい】と思っている派なので、まずは1年生の皆さんもフィジカルから鍛えていきましょう!
もちろん理論的な事も習得すると、役に立つは役に立ちますので、その辺りのお勉強スタイルのレッスンも受け付けておりますので是非ご活用ください!
※念のためですが音大入試前の方は、もっとしっかりとした音楽家に師事した方が間違いないと思いますw
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先日個人でおこなっているレッスンの予約ページ(フォーム?)をマイナーチェンジしました。
オンラインorスタジオを選んでから、何回コースか選んでいただいて、その後希望日を選んでもらう流れになっています(設定上ではそうしましたw)。
それと「こいつのレッスンだと不安だな…」とお考えの方は、小林信一さんが運営しているONLINE MUSIC DOJO内で、私も所属している全国ONLINE GUITAR LESSONには様々な先生がいらっしゃるので、気になる先生を探してみるのも良いかと思います。
2020年10月から、Twitterにてフレーズリレーという企画が開催されたので、「#MusicDOJO #ギター講師リレー #StayGuitarHome 」で検索していただけると各先生の特色が分かるかと思いますので、ぜひ一度検索してみて下さい!
皆さんのサポートに支えられております。 今後の活動を維持する為にも、もしよろしければご支援いただけますと幸いです!!