エンドロールも映画なのだ。
どーも、内田です。
声高に叫びたいことを思いついたので書く。
"エンドロールも映画なのだよ!!!"
です。
昨今映画館マナーなんてものが巷で話題になっていますが…。そんなものが出る時点で悲しいのですが…。物申したいことはたくさんありつつも、その中で特にひとつ。
エンドロールもね。映画なんですよ。
上映時間って見たことありますかね。今日は映画館に行く日!その後に予定は無い!って人でも何時頃終わるかなとか、何時間くらいの映画なのかなって気にすると思うんです。
その上映時間に含まれてるんですよ。
エンドロールって。
確かに名前が流れていくだけで退屈かもしれない。
けどあれも映画なんです。上映中なんです。
観たくないから出たいって人はもう構いません。出たらいい。でも!!上映中は上映中。
本編クライマックスで前の人が突然立ち上がったら嫌でしょ?主人公が命を救って感動している時に別の関係ない話し声が聞こえてきたら嫌でしょ?
同じなんです。エンドロールも。
退屈でも映画。このシーン暇だから寝ようとかないでしょ?退屈なりに観るじゃないですか。
上映前に注意が出るように、上映中は話さず、スマホの明かりも消して、スクリーンと一対一で向き合うんです。郷に入っては郷に従えです。大事なこと。外に出る時は服を着るのと一緒。
我々はエンドロールの時間に、物語を振り返りながら感動して余韻に浸り、制作陣に感謝を感じるんです。おもしろいものを届けてくれてありがとうと。
あなたが払っているのは2000円くらいでしょう。
観ているのも2時間前後でしょう。
でも観ている映画には何万、何億とお金をかけて、何ヶ月、何年と時間をかけて作っているんです。
信じられないほどの労力をかけておもしろいものを届けてくれているんです。
エンドロールはその感謝を伝える時間。
みんなその感謝を感じているんです。
そんな時にごちゃごちゃと話し出したり、スマホをいじりだしてはいけないんです。
高級フレンチで大声で話したりしないでしょ。
それと一緒です。少しのマナーを守って、映画を観るという体験を良い思い出にするんです。
おもしろかった映画の余韻に浸っている時にちょっと嫌なことがあるだけで、嫌な思い出にしかねないんです。
買ったお弁当を踏まれるような気持ちになるんです。弁償ものですよ。ほんとに。
日本では映画を静かに観るという文化。
本編開始からエンドロール終了まで、静かに映画を楽しんで、劇場が明るくなってから一緒に来た人達と感想を語り合うでもいいし、SNSに感想を投稿するでもよい。暗くなってから明るくなるまではスクリーンと対峙し続けてほしい。
ちょっとしたことを守るだけで、映画館での思い出がより良い思い出となって、人生を彩っていくものになるはず。僕も映画館が大好きなんです。
どうか。よろしくお願いします。
損得勘定で、早く出たら損してるお金あるしな。
景気の悪い今世でそんなことしちゃダメよ。
ご飯粒は残さない。
マナー良く。映画館をみんなで楽しみましょ。
今年もいっぱい映画館に行きたいなぁ。